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RPAは幻滅期に入ったとガートナー社が発表して久しいですが、
https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20200221
 
この発表は、1年先(2020年以降)を予想して記載されている様に感じます。
 
 
以下は、一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会が発表している調査資料ですが、
RPAはガートナー社が示したデータの1年前の値を示しています。
 
# 以下の資料では、
# 2020年の資料(2019年調査)データで少し下がり始めています。
# ガートナー社の資料では2018年に下がり始めています。
 
第23回 企業IT動向調査2017(16年度調査)
https://www.juas.or.jp/cms/media/2017/04/it17_ppt.pdf
 
P.27 重視すべきテクノロジーの一覧にRPAの記載はありません。
 
 
第24回 企業IT動向調査2018(17年度調査)
https://www.juas.or.jp/cms/media/2017/02/it18_ppt.pdf
 
P.43 重視すべきテクノロジーの一覧の6位にRPAが記載されています。
 
 
企業IT動向調査2019 (2018年度調査)
https://juas.or.jp/cms/media/2017/02/it19_ppt.pdf
 
P.28 重視すべきテクノロジーの一覧の2位にRPAが記載されています。
 
 
企業IT動向調査2020 (2019年度調査)
https://juas.or.jp/cms/media/2020/04/it20_ppt.pdf

P.22 記載の形式が変わったので分かりにくいですが、重視すべきテクノロジーの一覧の3位にRPAが記載されています。
また、普及期になったことも読み取れます。
 
 
この違いは調査対象範囲の違いからきていると推測します。
(一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会の方が調査範囲が広い)
 
幻滅期に入ったと悲観的に語る人、記事が多いですが、データで見る限りそれほどでもありません。
夢いっぱいの期待が減り、より現実的に見れるようになってきたと考えられます。
 
参考:
急成長のRPAが幻滅期?RPAのこれからを数字で理解する
https://rpa.bigtreetc.com/column/rpa-trough-of-disillusionment/
 
まだまだ有効に活用できる業務はあると考えます。
こんな状況(コロナ禍)ですが、RPAの活用は広がるのではないでしょうか。

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