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こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。

     

「画像マッチング」では「検索範囲」を設定することが可能です。
必須の設定項目ではないですが、なんとなく「設定したらいいことあるかも??」という気もしますよね。
設定が有効な場合もあれば、反対に画面の変化に対応できなくなる(結果エラーになる)ケースもあるので紹介させてください。

     

※「検索範囲」の設定はここから行います。

  ↓設定が有効な場合の例↓

下の画面のように、マッチング画像に一致する対象が複数あるけれど、操作したいのは右側のもの、というケースがあるとします。
この場合は、「検索範囲」を設定することで対応可能となります。

      

・マッチング画像

・対象画面

・「画像マッチング」の設定(「検索範囲」=緑枠)

実際の画面上でも設定した範囲で探索してくれるので、意図した操作(右側を操作)が可能です。

        

↓設定の影響でにエラーになってしまうケース↓

次に、「検索範囲」を設定したことで、画面の変化に弱くなってしまった例をご紹介します。

       

・なんとなく設定した方が良い気がして、、

もちろん、画面になんの変化もなければ問題なく成功します。

         

「検索範囲」は位置で指定されるので、画面に変化があった場合エラーになることが。。。
例)リボンが折りたたまれた

          

「検索範囲」の設定がない場合は、対象画面全体からマッチング画像を探索してくれるので上記の場合でもエラーにはなりません。
エラー発生の際は、「検索範囲」が影響していないか、確認してみても良いかもしれませんね。

       

以上、なにかのお役に立てば幸いです。

       

        

          

         

<本投稿の動作環境>
OS:Windows10
WinActor:Ver.7.3.1

        

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