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WinActor TOPRPAコラムRPAの導入事例【業界&業務別の事例紹介/無料スタートも可能です】

RPAの導入事例【業界&業務別の事例紹介/無料スタートも可能です】

2021/06/17

#基礎知識

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近年、働き方改革を発端として業務改善が注目され、残業時間の削減などの対応に各企業が追われています。

上記対応で注目を浴びているのがRPA(Robotic Process Automation / ロボティック・プロセス・オートメーション)を利用した業務の自動化/効率化です。

本記事ではRPAの導入に成功して一定の成果をあげた事例をご紹介します。

ぜひ本記事を読んで頂き、皆さんが関係する業界や業務での事例から、ご自身の会社や組織でも導入できないかを検討していただけると幸いです。

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業界別:RPAによる自動化の導入事例

RPAによって、これまで人間が決められた日付、曜日、時間で行っていた作業を自動化することが可能です。
また、これまでは時間的な制約で出来ていなかったことも可能になります。

具体的に例を挙げると以下のような場面における作業を自動化することができます。

● 土曜、日曜などの休日に実施する作業
● 朝出勤前にRPAにてデータ抽出を済ませ、出勤後すぐデータ分析に着手できる
● 勤怠情報を取得し、残業が多い社員のリスト化および管理者への送付

今回、自動化の導入例として紹介する業界は以下の8業界です。

● 金融業
● 製造業
● 自治体
● 教育
● IT業
● 保険業
● 商社
● マーケティング

1つずつ紹介していきますが、皆さんが該当する業界について、どういった事例があるか確認してみてください。

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1.RPAの導入ラッシュである「金融業」

金融業界の導入事例は「京葉銀行」です。

京葉銀行は、住宅ローン取扱い部署で紙の書類が集中する部署へRPAを導入しました。

当該部署では、住宅ローン事前申込書に記載されている内容を手作業でシステムに入力し、内容に問題ないかを確認するという照会業務を実施しており、この作業が、年間数千件以上発生しており、「定型作業ながらも負荷が高い状況」でした。

上記の照会業務は1件あたり30~60分かかっていましたが、RPA+OCRを導入することにより、照会業務をほぼ自動化できるようになりました。

低金利、経済成長率の低下などの状況下において、銀行業界の今後も厳しいことが予想されており、勝ち残るために、今後もITを効果的に活用されていくようです。

参考記事:RPA + AI-OCRでクラウドサービスを活用する銀行のセキュリティ対策とは?

2.これから導入が増えるであろう「製造業」

製造業の導入事例は「JFEスチール株式会社」です。

JFEスチールでは、社内の働き方改革の具体策として、「事務作業時間の削減」をするためにRPAを導入しました。

製品を作る際のスケジュール/実績/品質管理などの必要な情報をシステムへ入力する作業や、基幹システムへのデータ投入を中心にRPA化し、その中でも、A工程→B工程というような連続性が必要な作業もRPAで実現が出来ており、さらに伸びしろがあると感じています。

以前は入力作業に時間を取られていましたが、RPAを導入することにより、人にしかできない質の高い仕事の時間を増やすことが出来ています。

参考記事:【JFEスチール株式会社】「JFEスチール知多製造所」様×「WinActor」 =「本社と拠点主動によるハイブリット導入」

 

3.大きな改善効果が期待できる「自治体」

自治体の導入事例は「横浜市」です。

横浜市では、保育園/幼稚園の利用申請用紙の入力やチェックを通常100名の人員で処理しており、「その人員削減、負荷軽減」のためRPAの導入をしました。

入力作業を処理するために、以前は人が1件30分以上かけていましたが、RPAの導入によってその入力作業を数分で終わらせることができ、数倍の生産性向上が可能になりました。

また、RPAを導入前は原本でしか情報を確認することができませんでしたが、導入後は電子データとして活用ができ、問合せ時に確認しながら回答することが可能になるという副次効果もあり、RPA導入を通じて、行政も意識改革をしていかないといけないという体験にもつながったようです。

参考記事:保育園・幼稚園の給付認定・利用申請書処理にWinActorとAI-OCR「AI inside Cube」を導入「自治体業務システム標準化」に向けた意識変革進む

4.定型作業が多くRPAがぴったりな「教育」

教育現場での導入事例は「立命館大学」です。

立命館大学では、事務手続きに手作業が必要な定型作業が多くあり、その作業を効率化し、「分析などの創造的な業務に集中させたい」という目的でRPAの導入を決めました。

中でも支払手続きのために画面を確認して確定処理をするという業務についてはすべて手作業で処理していましたが、RPAの導入後は、全自動化して手作業を無くすことができています。

上記業務は毎週3,000件発生していたため、これだけでも、年間約25万件の作業自動化に成功しました。

また、スモールスタートでRPAを導入し、徐々に適用する範囲を広げていっており、着実に成果をあげることができています。

今後も1つの学部だけでなく、全学部にてRPAを導入するために広めていきたいということでした。

参考記事:【立命館大学】キーワードは「定型」「定期的」「大量」。 RPAは大学の業務との相性が抜群

5.さらなる効率化を進めることができる「IT業」

IT業の導入事例は「株式会社リンネット」です。

リンネットでは単純作業だが、毎日行う業務があり「人が出社しなくても対応できるようにしたい」という目的からRPAを導入しました。

その結果、以前は人員を調整し土曜日や日曜日に出社していましたが、RPAを導入した後は、土曜日や日曜日など、休日出勤をすることがなくなりました。

また、年間1万件を超えるデータ登録を手作業で行っていましたが、RPAを利用して自動化を実現かつ、入力ミスの削減につながりました。

さらに、リンネットは自社にRPAを導入した知見を使い、業務効率化に貢献するために他社へのRPAの導入支援を行っています。

参考記事:【株式会社リンネット】社長の鶴の一声!リンネットで起きたRPA働き方改革!

6.紙による処理が多い「保険業」

保険業の導入事例は「楽天損害保険株式会社」です。

楽天損害保険では、データを一度紙へプリントアウトした後、再度システムへ入力しなおすという「非効率な業務を無くしたい」という目的でRPAを導入しました。

以前は、複数のシステムからデータを取得し、基幹システムへデータ投入するという作業は、人手を使って行っていましたが、RPAの導入により、上記の人手で行っていた業務の自動化に成功しました。

2ヶ月のトライアルで8体のロボットを導入し効果を実感した後、その後6ヶ月間で55体のロボットを制作し、年間7,259時間の削減を実現しています。

また、時間の削減だけでなく、人間の入力ミスも軽減できており今後もRPA導入を推進する予定です。

参考記事:【楽天損害保険株式会社】保険業界の大量の事務作業をRPAで解決!

7.膨大な入力量を抱える「商社」

商社の導入事例は「三井物産株式会社」です。

三井物産では、単純作業な定型作業が数多く存在しており7名体制で処理を行っていましたが、「処理時間が長い、入力ミスの多発、作業担当者の不満という3点を無くすため」にRPAを導入しました。

その結果、RPAの導入によって、定型作業にかかる時間を年間130時間から30時間へ削減することができ、さらに時間だけではなく精神的負担も減らすことができました。

また、現場から業務改善を広げていくことができるように、誰でも使えるRPAツールを選択したおかげで、現場発信で決算関連業務や、海外拠点での導入をすすめています。

参考記事:【三井物産株式会社】入力作業が年間130時間から30時間に短縮 定型作業のRPA化で”攻めのIT経営”を実践

8.日々の分析業務をしている「マーケティング」

マーケティングでの導入事例は「ヤフー株式会社」です。

ヤフーでは、「現場スタッフが日々の問題を自ら解決する手段を提供するため」にRPAを導入しました。

そこで、現場主体の改善がしやすいよう、以下3点が充実しているパッケージを選定しました。
● RPAのUI(ユーザーインタフェース)が使いやすい
● エンジニア以外でも使える
● RPA導入のサポート体制が充実している

その結果、以前は事務仕事を人手で行っており手間がかかっていた業務を改善するため、現場スタッフが主体的にRPAを導入し、目視チェック以外の作業はすべて自動化することができました。

1部門からのスモールスタートで進めましたが、ネット広告事業を担当する部門の作業時間70%スリム化を達成しています。

今後も、すべてのスタッフがRPAを利用して業務改善が出来る企業にするために、人材育成を行いつつ活用を進めています。

参考記事:【ヤフー株式会社】ヤフーがWinActor導入で目指す未来の働き方

シーン別:RPAによる業務効率化の事例紹介

次に、シーン別にRPAを利用して業務を効率化した事例を紹介していきます。

普段人が行っている作業をRPAに実施させることで、以下の効果が見込めます。

● 作業スピードのアップ
● ミスが減ることによる、チェックや手戻り作業の削減
● 時間に追われる作業をなくすことによる、精神的負担の軽減
● 人にしか出来ない仕事に注力できる

ここで、効率化の導入例として紹介するシーン別の活用事例は以下の5つです。

● 事務・バックオフィス業務での活用事例
● 経理業務での活用事例
● 中小企業での活用事例
● ビジネス支援サービスでの活用事例
● 市役所での活用事例

1事例ずつ紹介していきます。

1.事務・バックオフィス業務での活用事例

事務・バックオフィス業務での活用例は「弥生株式会社のカスタマーセンター」です。

カスタマーセンターは顧客対応が本来の業務ですが、データ登録などのカスタマーセンター運営に付随する仕事に追われてしまっています。
そのため、「本来の業務へ注力できるようにすることを目的」にRPAの導入を決定しました。

具体的には、アンケート結果を登録する業務や、購入相談データをシステムへ登録するような定型業務に対してRPAの導入を行いました。

結果として、2ヶ月のトライアル導入で月133時間、1年後には月303時間の作業時間の削減が実現でき、本来の顧客対応に時間をあてることが出来るようになりました。

RPAの導入をきっかけとして業務の流れや全体のプロセス見直しも行っており、随所でRPAの導入を検討しています。

参考記事:【弥生株式会社】カスタマーセンターの業務を一部自動化、月303時間の作業を削減。業務プロセス効率化、属人化の解消にも効果

2.経理業務での活用事例

経理業務の活用事例は「三菱商事フィナンシャルサービス株式会社」です。

三菱商事フィナンシャルサービスでは、基幹システムへの登録後に分析して異常値を発見するという業務において、最後の1手間が手作業になっており、RPAを活用してなんとかしたいという要望から導入を決定しました。

結果、RPAの導入により、繁忙期でも通常期と変わらない働き方が実現され、ミスをしないというプレッシャーが軽減されたという現場の声があがっています。

今後について、具体的な普及の目標値は定めていませんが、社内における口コミでRPAの評価が上がっていっており効率化が広がっています。

参考記事:【三菱商事フィナンシャルサービス株式会社】「三菱商事フィナンシャルサービス」様×「WinActor」=「High Quality」

3.中小企業での活用事例

中小企業での活用事例は「のぼり屋工房株式会社」です。

十分な人員を確保できない中小企業では、人材不足が大きな問題となるケースが多くあります。
のぼり屋工房においても、上記の課題を抱えており、欠員が発生した際に追加の人員がなくても業務を継続出来るようにするためRPAを導入しました。

2ヶ月の試用期間中に、見積システムから抽出したデータを基幹システムへ入力する業務をRPAへ移管することに成功しました。
上記入力作業が全体で5時間かかりますが、そのうち3~4時間をRPAで処理しており60~80%の効率化となっています。

また、作業時間だけでなく、人間が作業する上で無駄になりやすい待ち時間を考えなくて良いところもRPAメリットの1つとして満足されています。

参考記事:【中小企業事例/のぼり屋工房株式会社】見積システムから基幹システムへのデータ引き継ぎをRPAに移植、従業員異動にともなう人手不足問題を解決

4.ビジネス支援サービスでの活用事例

ビジネス支援サービスの活用事例は「ナカシャクリエイテブ株式会社」です。

ナカシャクリエイテブでは、自社の業務量の多さから残業時間の問題が深刻化していたため、残業ゼロを達成するためにRPAを導入しました。

RPAでは各システムを扱うことが出来るため、人間の工数を限りなくゼロに近づけることが可能です。

導入した部署では年間682時間以上、45%の工数削減となりました。

RPAが正常に処理できなかった場合、エラーが起きていることを検知できることから、安心して使えるという評価もされています。

参考記事:【ナカシャクリエイテブ株式会社】RPAで業務効率化に成功し、人には成し得なかった「神様工数」を実現

5.市役所での活用事例

市役所での活用事例は「鹿児島県奄美市役所」です。

コロナに対する家計支援策である特別定額給付金の申請書処理に対して、「正確&スピーディな対応が必要になるため」にRPAの導入を決定しました。

導入により、手書き申請書の内容をシステムへ入力するような、単純かつ定型作業はRPAに処理させて、問合せの電話対応や、記載不備の確認など人にしかできない仕事へ専念させることができました。

また、予定では20~30人での対応を想定していましたが、RPAを導入することで約10名の人員ですべての申請書の処理をすることが出来ました。

今回のケースでとどまらず、国勢調査などのその他業務に対しても取り組めるように調整しています。

参考記事:【鹿児島県奄美市役所】高精度なAI-OCRサービスとWinActorの連携により特別定額給付金の支給を最短4日で実現

導入事例を見ればわかる通り、RPAの導入メリットは大きい

以上、RPA導入で得られる「自動化や効率化」の事例をご紹介しました。

RPAツールは、業界を選ばない技術です。
IT業界だけではなく、金融、製造、自治体、教育など様々な業界で業務の手助けをしてくれます。

本記事をご覧いただいた方の業界にも、きっと効果を発揮できるかと思います。

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RPAのメリット・デメリット。概要・目的やWinActorの導入事例もあわせてご紹介

 

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FAQ

RPA「WinActor」は、どのような業務に活用できますか。

原則として、Windows上でのすべての作業でご利用いただけます。 具体例として、受発注情報の基幹システムへの登録や、複数システム間の情報連携、ソフト開発での検証作業等での利用実績がございます。

RPA「WinActor」は、どのくらいの稼動削減の効果がありますか。

業種や対象のデータ、文書によります。お客様による実証実験では、RPA「WinActor」を利用することで、実験の対象とした業務について最大99%の削減が可能となったケースもございます。導入事例はこちら

RPA「WinActor」が実際に動作している様子を見られますか。

担当者がお伺いしてデモを実施いたします。製品のお問い合わせよりご相談ください。また、各種展示会やイベントにも出展をしております。出展イベント情報についてはニュースをご覧ください。

RPA「WinActor」はどのような特長がありますか。

WinActorのシナリオはフローチャート図として表示されます。フローチャート図は直感的な操作で編集できますので、シナリオの微修正、チューニングであれば、プログラミングの知識がなくても対応ができます。詳しくはWinActorの製品説明をご覧ください。

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