株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、4月9日に愛媛県松山市、株式会社伊予銀行(以下:伊予銀行)、株式会社愛媛銀行(以下:愛媛銀行)および愛媛信用金庫と、RPAの導入を通じて市内企業の生産性向上を目指す「RPA先進都市まつやまの実現に向けた連携協定」注1を締結しました。
この協定により、市町村として全国初となるRPA導入の補助金「松山市RPA導入支援補助金」注2を松山市が創設したことに伴い、NTTデータは5月9日より「WinActor補助金限定特別プラン」注3を提供します。本プランの活用で、民間企業は、松山市からの補助(RPA導入に要する費用の半額、最大50万円)と組み合わせ、通常価格約175万円相当の内容を1年あたり50万円にて利用可能となります。
今後、協定5団体では、地域経済活性化に貢献に向け、RPAに加えAI-OCR注4の導入支援補助金なども検討します。またNTTデータは、同様の取り組みを全国に広げていく予定です。
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注釈
- 注1RPA(Robotic Process Automation)とは、ルールエンジン・人工知能などを活用した、業務の効率化・自動化の仕組みで、定型的なパソコン操作等を人の代わりにソフトウェアのロボットに行わせる技術です。自動化の主な効果として、生産性の向上や、ミスの削減、所要時間の削減、ストレス減、IT人材の育成などがあり、労働力人口の不足や、働き方改革の具体策として、大手・中堅企業を中心に、急速に導入が広がっています。
- 注2施策第一弾:松山市RPA導入支援補助金について
対象者 松山市内の中小企業者等 補助率 補助対象経費の1/2以内 上限額 50万円/社 対象経費 RPAツールライセンス費用、導入コンサルティング費用、保守委託費用(導入日から1年間が上限) 対象外経費 ハードウェア、仕入れや提供サービスに概要するもの、従量課金制等の補助対象経費が変動するもの - 注3WinActorとは、2010年に日本電信電話株式会社の研究所が開発した技術をベースとする純国産のRPAソリューションです。2018年2月末時点で2900社に導入され、国内シェア1位となっています(※RPA BANK調べ)。提供パートナー開拓や技術研修教材作成、RPA技術者検定の運営、管理統制ロボット「WinDirector®」の開発等を販売元のNTTデータが担当しています。
https://winactor.com/ - 注4AI-OCRとは、従来のOCR技術と「機械学習」・「深層学習」とを組み合わせ、学習した内容に基づいてルールを見出し、手書き文字や項目ごとの認識を高い精度で読み取る技術です。NTTデータでは、企業向けにクラウド型のAI-OCR「DX Suite」を提供するとともに、地方公共団体向けにはLG-WAN対応AI-OCRの提供に向け取り組んでいます。