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こんにちは、NTTデータWinActor技術支援チームのQです。
利用者の皆様にはWinActorをもっと便利にして頂ければ幸いと考えています。
WinActorをもっと使いこなして、楽しちゃいましょう!
今回は、ライブラリ「年月日時分秒取得(yyyymmddhhmmss)」を使って、
ファイル名に日時をつけて保存する方法の一例をご紹介します。

ノード「日時取得」を使ったファイル名に現在の日付と時間を付けて保存する方法はこちら

ファイル名に日付と時間を付けて保存する方法(「ファイル名_yyyymmddhhmmss.txt」の形式)
1.ライブラリ04_日付関連→「年月日時分秒取得(yyyymmddhhmmss)」を選択し、シナリオに配置します。
2.「年月日時分秒取得(yyyymmddhhmmss)」のプロパティを開き、接頭辞の入力欄に「テストファイル_(アンダーバー)」を設定します。
3.接尾辞の入力欄に「.」を含めた拡張子を設定します。(図では「.txt」)
4.格納先変数の欄には任意の変数名を設定します。(図では「新しいファイル名」)

■「日時取得」の下に「待機ボックス」を置き、上記の1~4をテスト実行してみると、下の図の結果になります。
 現在の日時に「テストファイル_(アンダーバー)」と「.txt」が連結されているのが分かります。
 次に保存対象のファイル名に、保存先フォルダ名を連結させます。


5.ライブラリ13_ファイル関連→05_ファイル名→「フォルダパスとファイル名の連結」を「年月日時分秒取得(yyyymmddhhmmss)」の下に設定します。
6.「フォルダパスとファイル名の連結」のプロパティを開き、連結結果の欄に変数名を設定します。(画像では「新しいファイル名の絶対パス」)
   ※絶対パスと相対パスについてはこちらのリンクをご参照ください。
7.フォルダ名の欄に格納するフォルダパスを設定します。(画像では「C:¥テストフォルダ」)
8.ファイル名のプルダウンで4.の「年月日時分秒取得(yyyymmddhhmmss)」で格納先変数に設定した「新しいファイル名」を設定します。

■「フォルダパスとファイル名の連結」の下に「待機ボックス」を置き、上記の1~8をテスト実行してみると、下の図の結果になります。
  各ライブラリでの結果が連結し、絶対パスが出来上がっているのが分かります。
  最後に保存対象のファイルを、編集した「新しいファイル名」で保存先フォルダに保存します。(ファイルに付く名前は「テストファイル~.txt」の部分のみです)9.ライブラリ04_自動記録アクション→「エミュレーション」を「フォルダパスとファイル名の連結」の下に配置し、ウィンドウ識別名と、操作の設定をします。

   操作の設定は、ショートカットキーで名前を付けて保存ダイアログを呼び出す操作です。
10.ライブラリ14_入力欄操作→「名前を付けて保存画面ファイル名入力」を「エミュレーション」の下に配置し、「ファイル名の指定」の設定をします。
   ※「エミュレーション」と「名前を付けて保存画面ファイル名入力」を使った保存方法についてはこちらのリンクをご参照ください。11.実行してみると、ファイル名に日時がついて保存されます。

以上がファイル名に日時を付けて保存する方法の一例です。   
ノード「日時取得」を使った方法も参考にしてください。 

   本投稿のキャプチャー等取得環境  
 OS:Windows10  
 WinActor Ver:7.2.0  

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