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こんにちは、NTTデータWinActor技術支援チームのQです。  
利用者の皆様にはWinActorをもっと便利にして頂ければ幸いと考えています。
WinActorをもっと使いこなして、楽しちゃいましょう!
今回は、特定の曜日がその月の何回目に当たるかを判定して分岐する方法の一例をご紹介します。

■第三月曜日を判定して分岐する方法
1.ノード「日時取得」をシナリオに設定しプロパティを開きます。
2.取得結果の欄に任意の変数名を設定します。(図では「今日の日付」)
3.フォーマットタイプの欄をプルダウンで「日付と時間」、または「日付のみ」に設定します。(図では「日付のみ」)

4.08_日付関連→「曜日判定」を「日時取得」の下に設定します。
5.プロパティを開き、日付の欄にプルダウンで「今日の日付」を設定します。(手順2.で設定した変数)
6.曜日判定結果の欄に任意の変数名を設定します。(図では「今日の曜日」)

7.08_日付関連→「日付取得(西暦のみ/月のみ/日のみ)」を「曜日判定」の下に設定して、プロパティを開きます。
8.フォーマットの欄をプルダウンで「日のみ」に設定します。
9.パディングの欄に値を未設定、または「0」に設定します。(図では未設定)
10.日付取得結果の欄に任意の変数名を設定する。(図では「今日の日にち」)

11.ノード「分岐」を「日付取得(西暦のみ/月のみ/日のみ)」の下に設定します。
12.プロパティを開き、「条件式設定」のボタンをクリックします。

13.「分岐」の条件式のプロパティの左上のプルダウンを「AND」に設定します。
14.「+」ボタンを3回クリックし、条件を3つ用意します。
15.一番目の条件、左の値をプルダウンで「今日の曜日」(手順6.で設定した変数)、比較演算子を「等しい」、右の値を「月」に設定します。
16.一番目の条件、左の値をプルダウンで「今日の日にち」(手順10.で設定した変数)、比較演算子を「>」、右の値を「14」に設定します。
17.一番目の条件、左の値をプルダウンで「今日の日にち」(手順10.で設定した変数)、比較演算子を「<」、右の値を「22」に設定します。
    ※取得した日が月曜日、且つ15日~21日だった場合、Trueが返される設定です。

■以上で第三月曜日かそうでないかを判定する設定は完了です。
 分岐のTrue側に第三月曜日だった場合のシナリオ、False側にそれ以外だった場合のシナリオを設定すると、
 それぞれの処理に進めることができます。

■第三月曜日以外で判定したい場合は、手順15~17の値が以下のようになります。
 「●」の部分に「月」~「日」の中で任意の曜日に置き換えてください。

以上が特定の曜日がその月の何回目に当たるかを判定して分岐する方法の一例です。  
特定の週に作業をしない、という場合にも応用して使えそうですね。

本投稿のキャプチャー等取得環境  
  OS:Windows10  
  WinActor Ver:7.2.0

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