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皆さんこんにちは。

今回はWinActorEyeを用いてて画像から文字列を取得し、Wordファイルに転記するサンプルシナリオを
活用して学習してみました。

サンプルシナリオ説明書にも記載されていますが、今回のサンプルシナリオはWinActorEyeの「OCRツール」、
「矩形から座標を抽出」によって文字列、座標情報を取得し、WinActorノートを用いてWordファイルに
転記する物となります。

シナリオの大きい構成を見ると
①WinActorEyeのマクロで利用する画像ファイルのファイル名をWinActorの変数の値として自動的に反映する。
②MSOCRを利用して、画像ファイルから文字列情報と文字列の座標情報を取得する。
③取得した文字列情報をWinActorノートに読込む。
④WinActorノートのブロック数分以下の⑤~⑦処理を繰り返す。
⑤ブロックを選択し、文字列を取得し変数に格納する。
⑥②にて取得した座標情報から、⑤で取得した文字列と一致するインデックス番号からX、Y座標を取得する。
⑦プチライブラリの「Word操作(テキストボックス挿入(文字入り))」を利用しWord上に転記する。

今まで学習したサンプルシナリオの構成と大きくは変わらないですが、画像ファイルから文字情報(位置情報含む)を取得し、
Word上の同じ位置に転記するのが特徴だと思います。

上記以外で、注目すべき箇所としては、プチライブラリの「Word操作(テキストボックス挿入(文字入り))」があります。
このライブラリについては今回の学習で初めて知りました。以前、文字列をWordの特定場所に転記するシナリオを
作ったことがありますが、その際にはこのライブラリを知らなかったので、エミュレーション(↓キーとspaceキー)にて
転記する場所に移動しましたが、次回からは「Word操作(テキストボックス挿入(文字入り))」を使うことで
より簡単に実装されると思いました。

今回のサンプルシナリオは、シナリオを修正せず、そのまま流用することもできると思いました。
例えば、手動で記載された履歴書などをスキャンし、今回のサンプルシナリオを通せることで
簡単に電子ファイル化するのができるかと思います。

但し、サンプルシナリオは一つのファイルに対して処理するロジックになっているので、複数の画像に対して
処理を行いたい場合には、ロジックを少し変える必要はあるかと思います。

今回のサンプルシナリオを最後に、、WinActorEye関連の学習は終了します。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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