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こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームのN.Sです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、NTT-AT社が提供しているプチライブラリ「変数内文字数カウント」について、ご紹介します!
 
 
 
ライブラリの概要
指定した値の文字数をカウントするライブラリです。
  
取得した値の文字数によって処理を分岐させたいので、文字数を知りたい!という時はありませんか?
実際にやろうとすると、Excel関数で文字数を算出したり、分岐の条件に正規表現を使用したりしますよね。
正規表現や関数は少々難しい・・・とお考えの方でも簡単に使用できるライブラリとなっています!

それではまずプロパティ設定項目から見ていきましょう。
設定項目は「2つ」と、少なく分かりやすいですね。
 

 
 
 
実際に使ってみる
それではこのライブラリを実際に使ってみましょう。
プロパティ設定は以下の通りです。
---------------------------------------------
対象変数名 :値⇒ WinActor    
格納先変数 :文字数 

対象変数名には文字数をカウントしたい値や変数、格納先変数には取得した文字数を格納する変数名を設定します。
今回は、分かりやすいよう直接値を設定しています
 

 
 
プロパティ設定が完了したので、変数内文字数カウントの下に待機ボックスを配置し、取得した文字数を確認してみます。
すると、「WinActor」の文字数「8」を取得することができました!
 

 
 
正しく文字数が取得できることが分かりましたが、注意点が1つあります。
それは、文字数をカウントする変数値に記号が含まれていても、1文字とカウントされてしまう、ということです。
 
具体的な例を挙げると、数値の桁数をカウントしたくても「,」が含まれていた場合、思っているような桁数が取得できない、というようなことがあります。
では実際にどのようになるのか、➀カンマあり「,」 ②スペースあり「 」 ③改行あり の3パターンで文字数を確認してみましょう。
 

 
このように文字数が変化するため、「文字列置換」や「トリミング」などを使って不要な文字列を削除したうえで、
プチライブラリ「変数内文字数カウント」を使用しましょう。
 
 
 
まとめ
シナリオを作っている中で、取得した値の文字数によって処理を分岐させたい、という場面は結構あるかと思います。
ライブラリの設定も難しくなく、比較的気軽に取り入れられるのではないかな、と感じました。
これを機にぜひ試してみてください♪
 
最後までコラムを読んでくださりありがとうございます。
紹介したプチライブラリは以下URLからダウンロードすることができます!
■「変数の文字数をカウントするライブラリ」
https://winactor.biz/library/2018/11/29_516.html
 
 
おわりに
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