WinActorアンバサダーコラム Vol.7(関 尚弘)
「頑張って学習してるけど、なかなか身につかない…。」こんな悩みありますよね。
「ラーニングピラミッド」をご存じの方もいらっしゃると思います。
「講義」「読書」「視聴覚」「デモ」「グループ討議」「自ら体験」「人に教える」
の順に学習定着率が高いと言われています。これを図にしたのが「ラーニングピラミッド」です。(詳しく知りたい方は、ネット検索してみてください)
私は毎年大学で講義をする機会がありますが、教壇に立っている自分が一番多くの学びを得ていることを毎回実感します。よく理解していないと、そもそも説明なんてできませんし、実践していないと様々な角度からの質問に答えることが出来ません。だから、4時間の講義のために数十時間準備します。効率が悪いといわれるかもしれませんが、受講してくれる学生さんや取り巻く環境は毎年変わりますし、必ず改善点がありますから。
別に学校で教えなくても、身近なチームメートと教え合い、学び合う。これならやりやすいと思います。
このコラムで毎回ご紹介している経理部は数名のチームで活動していて、このチーム活動がとてもよく機能しています。日常業務の担当は異なっても、RPAに関しては共通言語で話し合い、教え合うことが可能です。
毎月の全体定例会に私も参加させてもらっていますが、少人数制のチーム活動なので、困ったことを気軽に聞き合い・教え合うことができていることがよくわかりますし、定例会ではチームの枠を超えてアドバイスやアイデアが飛び交います。
自分が調べたことや実行したことを誰かと共有するのって、ちょっと気持ちよくないですか? 別に偉いわけじゃないけど、気が付くと自分の血肉にもなっていて、一石二鳥です。
前回のコラムでテーマにした事例発表もいい学びの機会ですね。担当業務が違っても教え合うことでより深く学び合える。RPAはそんなツールです。
WinActorアンバサダーの西山さんを訪問しました!
皆さま、こんにちは。WinActorアンバサダーの関です。
6月29日に新潟大学で講義をする機会があり、講義前に西山さんを訪ね、ご挨拶させていただきました。コロナ禍が続いていたので、対面は初めてです。
西山さんはCOBOTPIA GRAND PRIX2021で大学の事務手続き効率化をテーマにして、最優秀賞を受賞されています。
今回は、受賞後の具体的な取り組みについて、同僚の方も交えてお話を伺うことが出来、大変感銘を受けました。「この業務は各大学でやっている共通業務なのです。効率化したい!」という西山さんの思いは痛いほどよくわかります。でも、詳しい内容は西山さんのコラムネタなので、私からはこのくらいにします(笑)
西山さん、お名刺に「WinActorアンバサダー」って入っているのも素敵でしたよ!
こうして西山さんと出会い情報交換できたのも、WinActorのおかげです。感謝!
今後のコラムテーマ
私は「RPAは人材育成ツール」だと思っています。この考え方をベースに事例を交えてコラムを綴っていきます。もしよかったら引き続きお付き合いください。
Vol.1 自己紹介・RPAとの出会い・RPAに対する考え方・今後のコラムのテーマ(1月)
Vol.2 小さな成功体験が得られる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2月)
Vol.3 フロー図で業務改善を考えられる・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3月)
Vol.4 標準化の必要性に自分で気づく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4月)
Vol.5 組織の壁を超え、共通言語で情報交換できる・・・・・・・・・・・・・(5月)
Vol.6 人前で事例発表するたびに学びが深まる・・・・・・・・・・・・・・・(6月)
Vol.7 教え合いでより深く学び合える(ラーニングピラミッド) ・・ ・今日はココ(7月)
Vol.8 グループで教え合うことでチームが育つ
Vol.9 発表会を企画する自主性が育つ(全員がエヴァンジェリスト)
Vol.10 グループ活動でリーダーが育つ
Vol.11 生産性が上がり、業務効率もアップ。より付加価値の高い仕事ができる
Vol.12 まとめ
変えること、変わることを楽しみましょう! Have Fun!
関 尚弘(Seki Naohiro)
古河電気工業株式会社
戦略本部 ICT戦略企画部 主席
BPR・プロジェクトファシリテーション プロフェッショナル
※2024/3/31 で退任され、プロフィール等は同日時点の情報です