WinActorアンバサダーコラム Vol.1(澁谷 匠)
RPAツール「WinActor」のすゝめ
皆さまこんにちは。NTTデータ認定WinActorアンバサダーの澁谷です。
自己紹介については第一回WinActorラウンジminiでお話ししたこちらの動画をご覧ください。
アンバサダーコラムVol.1はぼくが数あるRPAツールの中でも社内利活用にWinActorがベストツールだと感じる理由をお伝えしたいと思います。
個人の勉強としてUiPath、AutomationAnywhere、Blue Prism、PowerAutomateを操作した経験があります。ではなぜWinActorなのか。
ぼくが思うポイントは三つあります。
① 純日本製・日本語対応
② すべてが“ちょうどいい”
③ 学習・サポートの充実
まずは何といっても純日本製でオール日本語というところです。
私は英語が苦手なので、マニュアルが英語だったり、教育コンテンツが突然日本語から英語になると変な汗が出てしまうんです。
海外製のツールですとベースは英語です、現在は日本語対応になっているものがほとんどですが、やはり純日本製のものとは表現が少し違うように感じます。WinActorを使ってきて、今までマニュアル内容や言葉・表記で困ったことやつまずいたことは一度もありません。
もちろん、WinActorは英語への言語切り替え(Ver7)もできますし、英語のマニュアルも別途用意されています。
次にここが一番大事なポイントだと思っていますがWinActorはすべてが”ちょうどいい”、というところです。何が”ちょうどいい”のかというと、「バランスがいい」と言うことです。
バランスとは、「ロボット作成の難易度」と「ツールとしてできること・機能」のバランスのことです。
WinActorはシナリオ作成者のレベルに応じてロボット作成の難易度を柔軟に対応できます。
ロボット作成がとても簡単だとしてもできることが限られていたり、非常に多機能なツールでもロボット作成が難しいと、スモールスタートから全社展開していくときに課題が出てきます。
その点WinActorのロボット作成はブロックを積み上げるような感覚で創ることができますし、初心者の方にはより簡単シンプルなノーコードエディタWinActor Storyboard、上級者・エンジニアの方にはスクリプト編集を使って機能を追加したり、WSS(WinActor Scenario Script)でテキストベースでシナリオを開発することもできます。
WinActor Storyboard画面
WSS(WinActor Scenario Script)画面
振り返ってみますと、非エンジニアである私でも、今まで自動化してきた業務の中でWinActorで実現できなかったことはほぼ無いと言えます。RPA利活用を全社展開する際に”ちょうどいい”バランス感をもったツールと言えるのではないでしょうか。
最後は学習・サポートが充実していることです。
研修は各代理店にて実施されていますし、書籍やe-Learningも豊富です。もしシナリオ作成で行き詰ったときはユーザーフォーラムを観てください。きっと同じ経験をした人が投稿していて、皆さんがそれに回答してくれているはずです。
アンバサダーコラムVol.1、いかがでしたでしょうか。
次回は「トヨタ生産方式とWinActor」についてお話します。お楽しみに。
澁谷 匠(Shibuya Takumi)
株式会社ダイナックス管理本部
情報システム部DX推進企画チーム チーム長
※2023/3/31 で退任され、プロフィール等は同日時点の情報です