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WinActor TOPRPAコラム医療のRPA化とは?病院やクリニックでのRPA化の事例もご紹介

医療のRPA化とは?病院やクリニックでのRPA化の事例もご紹介

2023/06/27

#基礎知識

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RPAを人事・総務業務に用いた身近な事例は?勤怠管理・労務管理などに使える?

多くの企業でRPA導入が進んでいますが、病院など医療現場にもその波が押し寄せてきています。多くの病院が事務作業などのルーティーン業務をRPA化することで、業務効率化に成功されています。

そうした流れを受けて、「うちの病院でもRPAを導入して業務効率化したい」と思われているご担当者の方も多いでしょう。

しかし、医療現場にRPAを導入するにはコストもかかりますし、導入後も維持・運用などの手間がかかります。医療現場でRPAを導入するメリットや、実際の業務事例を理解しておきたいでしょう。

そこで本記事では、医療現場でRPAが必要とされている背景や、医療現場でRPA化できる業務などについてご紹介します。

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医療のRPA化とは?

RPA(Robotic Process Automation)とは、ロボット技術を活用した自動化という意味です。

医療現場においても、医療業務や経理業務、総務・人事業務などのRPA化を進めている病院・クリニックが増えてきています。

例えば、財務会計システムからCSVを抽出して、収支簿作成ツールにデータを反映し、収支簿を自動作成するなどの一連の動作を自動化できます。また、受領した紙書類などの帳票をAI-OCRと連携してデータとして読み込んだ後にデータベースへ格納し、それらのデータを新たな帳票として出力して関係者にメールするなどをRPAで自動化できます。

医療現場においては、医療情報のデータ化や検査リストの作成などの定型業務で利用されています。

医療DXとは?

医療DXとは、医療業務にデジタルテクノロジーを活用することで、医療業務をより効率的なものに革新していくことです。

医療DXの中には、電子カルテの導入など個別施策も含まれた様々な施策があります。その他にも、業務効率化系のSaaS(Software as a Service)を導入することなども医療DXのうちの一つです。

医療現場の中にRPAを導入し、様々な業務を効率化することも、医療DXの中の1つの施策に含まれます。

医療のRPA化が必要とされる背景は?

従来、アナログな業務の多い病院などの医療現場でRPA化が進んでいます。なぜ医療現場へのRPA導入が注目されたのか、その背景をご説明します。

地域による医療格差

医療現場における大きな課題の一つに、地域による医療水準の格差があります。

人口が多い地域、増加している地域では医療機関が充実していますが、過疎化の進む地域には医療機関が少ない傾向があるのは周知の事実です。しかし、国民が地域に関わらず公平に医療を受けるためには、この格差を解消しなければなりません。

地域による医療格差が大きいという状況を改善するために、RPAなどのデジタルテクノロジーを活用して改善する方法が注目されているのです。RPAを導入して業務効率化を図れば、より多くの患者を診ることができるようになります。そうすれば、病床が少ない地域や、患者が多い地域でも、高い水準の医療サービスを提供できるようになります。

医療現場の人手不足

病院など多くの医療現場で問題になっているのは、現場スタッフの人手不足です。

医療現場の慢性的な人手不足によって、医療業務にも大きな影響を与えています。例えば、離職率が高い医療現場は、医療業務が必要以上に負荷を与えている可能性もあります。それも人手不足ゆえでしょう。

医療業務にRPAを導入して労働時間を削減し、現場スタッフ一人ひとりの負荷を軽減することで、現場の人たちも働きやすくなり、離職を防ぐことができます。

2025年問題

2025年問題とは、いわゆる「団塊の世代」が全員、2025年に後期高齢者である75歳に達し、超高齢化社会に突入することによる様々な影響のことを指します。

2025年問題によって、医療現場はますます人手不足に追い込まれ、逼迫することが予想されます。そうなる前に、早めに業務効率化をして対応していかなければなりません。

業務習慣がアナログのまま

いまだに紙やフィルムなど、アナログな業界の慣習が根付いているため、業務時間が長い医療現場もあるのではないでしょうか。

病院やクリニックなどで本業以外の事務業務などの時間が長くなると、現場も疲弊してしまいます。医師をサポートする現場スタッフが疲弊することで、結果的に医療サービスそのものの質の低下につながりかねません。そうした現状を改革するためにも、RPA化が注目されています。

病院・クリニックなどの医療現場でRPA化できる業務・事例

病院、クリニックなどの医療現場でRPA化を進めるためには、どのような業務をRPA化できるのか、想像しにくいかもしれません。そこで以下、RPA化して業務効率化を図れる医療現場の業務をご紹介します。

医療業務

医療現場でのリスト作成業務の効率化などにRPAは威力を発揮します。

例えば、超音波検査を受ける患者さん全員の前回所見を過去の検査結果から見つけ、リストにまとめるという業務では、2〜3時間かかっていた業務が10分程度に短縮できるなど、大幅な業務効率化を達成されている病院があります。

看護業務

看護部の業務についてもRPAで様々な業務自動化が可能です。

例えば、看護師⻑による出⽋状況や超過勤務時間など勤怠情報の⾃動チェックや、退院サマリや看護サマリ⼊⼒状況の⾃動チェックなどが自動化できます。看護業務をRPAで自動化することで、看護師の方々の業務負荷削減できるため、働き方を改善できます。

経理業務

経理業務へのRPA導入は、他業種においても定着しています。ルーティーン業務が多い経理業務は、RPAで自動化しやすいためです。

各部署から集めたデータを社内のシステムに登録したり、システムからデータを吸い上げてExcelにデータを出力して資料化したりなど、さまざまな業務を自動化できます。

総務・人事業務

備品購入の情報収集や管理業務においても、RPAを導入して業務自動化可能です。注文した備品は備品管理台帳へ自動入力し、自動更新作業もRPAで実現できます。

勤怠管理業務においてもRPAを活用できます。例えば、膨大な出退勤データの中から、RPAを使って長時間労働しそうな対象者を自動で探し出すなどの自動化が可能です。

医療現場をRPA化するならWinActorの導入がおすすめ

医療現場をRPA化する際には、医療現場への導入実績のあるツールで、現場のスタッフが管理しやすいツールが良いでしょう。

そこでおすすめしたいのが、RPAツール「WinActor」です。「WinActor」は、NTTデータグループが国内で研究・開発した完全純国産のRPAツールです。マニュアルや操作画面、サポート文書などはすべて日本語でできているので、日本国内で使うのに最適です。

また、プログラミングができなくても開発できるので、プログラミングができる人材がいない医療現場でも、問題なく機能を開発できます。企業や官庁などをはじめ、日本国内でのさまざまな事業場に導入実績が豊富な「WinActor」なので、それぞれの医療現場に適した導入方法も提案可能です。

ぜひ「WinActor」の導入を検討してみませんか。

医療現場のRPA化・RPA導入を進めましょう

以上、医療現場でRPA導入が注目されるようになってきている背景や、RPAを導入するのにおすすめの業務などについてご紹介しました。

医療現場においては、深刻な地域間の医療格差や、アナログになりがちな業務習慣ゆえの低生産性、人手不足などの理由から業務効率化のためにRPAを活用されることが増えてきています。

医療業務や看護業務だけではなく、経理業務や総務・人事業務などにもRPAは活用されています。

医療現場でRPA化をご検討されている方におすすめしたいのがRPAツール「WinActor」です。「WinActor」は純国産RPAツールなので、操作画面やマニュアルなどがすべて日本語で使いやすくなっています。プログラミングができなくても開発できる点も魅力です。ぜひ導入を検討してみませんか。

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FAQ

RPA「WinActor」は、どのような業務に活用できますか。

原則として、Windows上でのすべての作業でご利用いただけます。 具体例として、受発注情報の基幹システムへの登録や、複数システム間の情報連携、ソフト開発での検証作業等での利用実績がございます。

RPA「WinActor」は、どのくらいの稼動削減の効果がありますか。

業種や対象のデータ、文書によります。お客様による実証実験では、RPA「WinActor」を利用することで、実験の対象とした業務について最大99%の削減が可能となったケースもございます。導入事例はこちら

RPA「WinActor」が実際に動作している様子を見られますか。

担当者がお伺いしてデモを実施いたします。製品のお問い合わせよりご相談ください。また、各種展示会やイベントにも出展をしております。出展イベント情報についてはニュースをご覧ください。

RPA「WinActor」はどのような特長がありますか。

WinActorのシナリオはフローチャート図として表示されます。フローチャート図は直感的な操作で編集できますので、シナリオの微修正、チューニングであれば、プログラミングの知識がなくても対応ができます。詳しくはWinActorの製品説明をご覧ください。

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