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WinActorアンバサダーコラム Vol.3(西山 純一)

2022/08/03

#西山 純一

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これは関さんのコラムVol.7へのアンサーコラムです。

関さんのコラムにもあるとおり、本学での対面式の講義のため、はるばる新潟にいらしてくださいました。ありがとうございます。で、ご挨拶…のはずが、今後のWinActorとの付き合い方、アンバサダーあるある、他のRPAアプリとの比較など、お喋りが止まらなくなってしまいました。


(向かって左から、寒川さん、関さん、西山、諸橋さんです)

私はアンバサダーに就任する際、『自由に正直に喋って良い』ということを了承いただいているので、今日は関さんとお喋りした内容を少し共有したいと思います。
初めに断っておきたいのは、私も関さんもWinActorが好きです。ということです。
だからこそ、より良くなってほしい気持ちがあります。

・WinActorの生き残る道。ユーザーが作ったロボットを交換したり、イベントをやってもっと盛り上げて欲しいよね(=他のアプリに比べて動画配信や発信やイベントが少ない)
→のっけからアレですが。なんせPowerAutomateDesktop(以下PowerAutomateもまとめてPAとする)は実質無料みたいなもんですし、更新や動画配信の展開速度がすごいなー、と。
対して、先行しているWinActorは、既に7000企業が利用し多くのユーザーがロボットを作っていて、業務改善に成功している事例が何千何万とあるのに横串がなく、せっかくのロボットが各企業の引き出しに眠っています。すごく勿体ない。
WinActorもPAも、自動化できる業務に大きな違いは無いです。
でも、だからこそ『NTTデータだからできる!』『WinActorの代理店だからできる!』ことは、引き出しから出して世に循環させることだと思っています。

・○○大学でも科研費でやってると聞いた、他大学でも展開したほうがいいよね。
→科研費に限らず、大学事務の改善を繋げるのは私がやります。
(これは自分の大学のためにもなるからです)

・オフラインでの集まりもやるほうがいいよね。年1で大会とか。
→イベントはオンラインのみでなく、ハイブリッドで。発表の場が欲しい、オンライン全盛だからこそオフラインの価値が上がるよね、という話。

・同業異業他社でも基幹アプリ開発などでは情報共有している、課題は一緒。
→バックオフィス的な業務はどんどん効率化する。戦う場所はそこではないよね、という話。

・オフラインでないと仲良くなれない。仲良くなると裏事情まで話してくれる。
→正直やっぱり相手の空気感がわからないと内緒話はできないよね、という話。
時間を掛ければ解決するのかもですが、それはなかなか難しいですよね。
これは我々がおじさんだから、という可能性もあります。でも私はそうです。

・外を知ると選択肢や知見が広がる。
→仲間は会社の中だけに限定する必要は無いよね、という話。
むしろ社外の仲間の方が貴重かもです。
自分から行動しないと社外の仲間は出来ない。
毎日会社の人としか会話してない、とかないですか?

・いくつかのRPAアプリを併用していて、PAの使用率が伸びている。
→たぶんどこの企業や大学でも同様だと思います。完全に移行するとかではなく、
併用や試用の時期なのかと思います。しかしPAの開発速度や動画配信の頻度は強烈。実際私だってPAも使いますし、Microsoft365の包括契約があるのでFormsやTeamsも使います。めちゃめちゃ便利です。
新規の業務改善案件をやる際、本学の場合PAは全ての事務職員が自身の端末で利用可能です。そうなるとWinActorの分が悪いんですよね。新たに実装されるロボットはPAの方が多いです。まぁロボットが多けりゃいいって訳でもないんですが…。作らないで済むならそれでいいですし。
ユーザーは自由である、という話。

・基幹システムとの親和性。
→これはどのRPAアプリでも大きな差は無いのですが、だからこそナレッジを共有してほしい…。
私が改善したいと思っている業務は、もうすでにどこかの大学で改善済なのかも…と。
というわけで、大学間事例交換会を実施しました。詳しくは次回のコラムで。

・フルリモートだと(会社にある)WinActorが使えない。
→リモートデスクトップや補助するアプリを使えばいいんでしょうけど、VPNとかじゃなく手持ちのPCで使いたい。…これはちょっとワガママかもです。
でもPAは使えちゃうんですよね。いや環境構築すればいいんでしょうけど、サクッと気軽に使いたいんです。

(NTTデータより一言 → ご指摘のとおり、WAは搭載した端末でないと使用することはできません。機能的に今後改善されるものか否かは分かりかねます。ご了承ください。)

・WinActor安くなるといいよね。
→安くなるといいですよね。WindowsユーザーだとPowerAutomateDesktopは無償付与。

・(本学の場合)代理店がハブになり、ロボットや知見を共有してくれるからスタートダッシュや展開が速い。大学特有の事情にも詳しく、とても助かっている、という話。
→めちゃめちゃ助かっています。イチから説明しないで良いのが非常に素晴らしい。
ここもWinActorの大きな強みだと思います。多くの企業に導入実績があるからこそ。
大学に限らず、いろんな企業の先行導入事例があるでしょうから、もっともっとアピールして欲しい。
新しいアンバサダーに私も期待しています。

・導入前の価格比較の段階で、WinActorを選択できるか、という話。
→経理部門は値段で決めてくるだろうから、それを跳ね返すロジックを提供して。

・WinActorの価値に加えて、代理店をハブに知見を共有できるということをメリットにしているという話。
→これも大事だから2回出てきた。

・RPAは手段でしかない、という話。
→時間や価値が創出できるならRPAじゃなくてもいいし、むしろ拘ると目的を見誤る。
しかしRPAというカードも持っていると選択肢が格段に広がる。
矛盾するようですが、あくまでもRPAは解決策の1つに過ぎません。が、強力な武器です。

・AI-OCRとRPAの併用について。
→大学はユーザーのほとんどが学生や教職員なので、正直AI-OCRではなく、そもそも一次データからデジタルでもらうのがベストだよね(Formsとか)。
Formsからスタートすると、一次データが整う、RPAにつながる。

・若手を前に出していく。発表する機会を設け、成長につなげる。若手同士で束になって勢力を築くキッカケに、という話。
→大学間連携の事例発表会を企画しました!(後日コラムにします)。

・興味関心のある人を発掘したい。風通しをよくしたい。
→これはRPAに限らず、DXや業務改善全般においてです。ちょっとしたキッカケがあれば一歩を踏み出せる層がけっこう厚いと思うので、背中を押してあげたいね、という話。

などなど。
お喋り中は、関さんのパワーに圧倒されつつも、様々な認識が一致していることにホッとしました。我々に限らず、会社や社会をより良くしたい、という気持ちは皆一緒なんですよね。

アンバサダーとして活動することが、その一助になればと考えています。

西山純一のプロフィール写真

西山 純一(Nishiyama Junichi)

国立大学法人 新潟大学
学術情報部情報企画課 RPA推進担当