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社長の鶴の一声!リンネットで起きたRPA働き方改革!

株式会社リンネット

福岡博多区にある株式会社リンネットは、流通・小売・食品製造業に特化したシステム開発企業だ。顧客のニーズに合わせた業務効率化やビジネス改革のサポートに定評があり、RPAによる業務ロボット化を積極的に提案されている。

 

出迎えてくれたのは、株式会社リンネットの代表取締役社長の石上武徳氏はじめ、専務取締役の岡雅司氏、営業1部部長の木村純一氏。そして、新規事業となるRPA導入支援サービスの最前線に立つ、ビジネスサポート部サービス企画課の野口暢朗氏だ。

 

システム開発やIT技術で業務効率化事業を得意とする株式会社リンネットが、RPAに注目し、NTTデータのWinActorを導入するには理由がある。まずは、専務取締役の岡雅司氏が、リンネットやそのクライアントである流通・小売業が抱える問題を教えてくれた。

 

(右から、株式会社リンネット 執行役員 営業1部 部長 木村純一氏、 代表取締役社長 石上武徳氏、 専務取締役 岡雅司氏、 ビジネスサポート部 サービス企画課 課長代理 野口暢朗氏)

 

岡氏「リンネットの中心的な事業はソフトウェア開発ですが、開発後の運用オペレーションも重要な事業です。お客様は流通・小売業界が中心で、24時間365日のオペレーションが求められる業界です。」

 

流通・小売業界では、仕入れや在庫、販売や顧客管理など様々なシステムが別々に稼働している場合が多い。そのシステム同士のデータのやり取りに、どうしても人間によるPC作業が必要だという。

 

営業1部部長の木村純一氏は、現場でしばしば見かける事例を紹介してくれた。

 

木村氏「卸売業の運用オペレーション事例ですが、ある小売業さんの前日のPOS実績データを取り込むオペレーションがあり、11種類ある商品カテゴリーごとに、毎日朝7時までにおこなわなければならない業務があります。ローテーションを組んで、早朝に必ず誰かを出社させなければいけませんので、頼みにくい仕事でありスタッフからも不満が出ます。」

「また、流通・小売業のシステムで欠かすことのできない業務が、商品のマスター登録です。リンネットでは年間1万アイテムの登録を手作業で行っており、予てからミスなく作業軽減が出来ないかと考えていました。」

 

PCオペレーションの問題を解決するWinActorの光明

単純作業でありながらも、毎日必ずやならければいけないPC作業は、流通・小売業務だけでなく、多くの業界に少なからず発生する。そこで目に留まったのがNTTデータのWinActorだと言う。

 

岡氏「ビジネスショーに出展していたNTTデータのブースで業務自動化ツールのWinActorに目が留まり、早速社長にRPA実証実験の提案をしました。」

 

それからは話が早く、専任の技術担当者を決め、社内において業務ロボット化に適した業務の洗い出しを始めた。実証実験を行う業務には、WinActorの得意分野と教えてもらった繰り返しや重複する作業を選んだ。それでも代表取締役社長の石上氏は半信半疑だったそうだ。

 

石上氏「実際、NTTデータに来てもらいレクチャーを受けました。その時、営業の中にいた一人の女性が、『わたし入社して一年ですけど、すぐにWinActor使えるようになりました』と発言したのです。本当なのかと驚きました!」

 

現場で披露されたWinActorの使いやすさと実力に驚いた石上氏。一方でRPAによる業務自動化には、推進役を兼ねたインストラクターが必要だと感じたと言う。

 

石上氏「WinActorは、流通・小売業界のバックエンドで発生する諸問題を解決できる確信ができました。ただ、この画期的なツールを伝える人間を増やさなければならない。それも、システム部隊のプログラマーではなく、一般事務など間接部門にいる人間が適任だと分かったのです。」

 

間接部門がWinActorで売上を生み出す!?

WinActorは直感的に使えると分かり、そこにSEなどのプログラマーが介在すると、誰でも使えるRPAの良さが失われてしまうと感じた石上氏。まずは社内の営業事務や総務などの間接部門の社員をインストラクター候補にしたそうだ。

 

石上氏「プログラム未経験でもWinActorは使えるのです。使っていくうちにWinActorにのめり込んでいく社員も出てきて、自ら率先して業務自動化をする姿には驚きました。今では、事務社員自らが開発したいくつかのロボットが業務削減を実現し、全社働き方改革を推進しています。今後これまで縁の下の力持ちだった間接部門が、RPAのインストラクターとして営業に出ることも現実になってきました。」

 

業務を自動化するWinActorは、リンネット社員のやる気や働き方を変えるほどの副次的効果も得られているようである。

RPA(WinActor)導入で気づいた点

・プログラマーではなく、普段PC作業に携わるスタッフでも簡単に扱える
・WordやExcelはもちろんのこと、業界特有の専用システムにも対応できる
・24時間対応の流通・小売業種にRPAを導入して、労働時間の短縮、適正化を実現できる
・業務自動化で、無駄な業務の減少とやる気を起こす働き方改革が実現できる

一方で、石上氏が耳を疑うRPAに対する評価を聞いたことがあると言う。

 

石上氏「まさかとは思ったのですが、ある企業を訪問しRPAを紹介したところ『RPAを導入したら私たちの仕事がなくなっちゃう』といった話を耳にしました。人手不足と言いながらも単純作業に固執する一部の企業。労働人口が減り続ける日本において、働き方改革や生産性向上が急務であるはずなのですが。」

 

WinActorで業務改善のRPAビジネスコンサルティング

リンネットのRPA導入支援サービスのリーダーである野口氏に、WinActor導入現場の状況と目標を聞いた。

 

野口氏「WinActorは取っつきやすいと評判で、プログラム未経験者でも導入に支障は感じません。入力エラーをはじくなど、条件分岐のシナリオ制作であっても、少しのレクチャーで難なくこなしています。」
「このようにRPA導入支援サービスが動きだしたとは言え、社長から与えられた使命はもっと大きく、AIロボットを含めた業務改善の新規事業開発です。」

 

リンネットの事業の柱となりつつあるRPA導入支援サービスですが、WinActorを使って新たな取り組み、RPAビジネスコンサルティングに踏み出している。

 

岡氏「WinActorによる業務ロボット化を一つの解決策として、小売店舗や通販事業社、流通倉庫のシステム全体を効率化する提案を考えています。そして、事業のもっと上流部分、業務分析とシナリオ作りがリンクできたらと思案しています。それはRPAビジネスコンサルティングと言うべき、新しい事業になるのではと期待しています。」

 

流通や小売業界の現場を熟知しているリンネットだからこそ、業界特有の業務改善ポイントを押さえ、クライアントのWinActor導入サポートを行っている。RPA導入を検討されている企業には、導入支援サービスで相談するのも一つの方法だ。

 

会社概要

会社名(商号) 株式会社リンネット
会社紹介 1985年設立。流通・小売・食品製造業に特化したシステム開発会社であり、豊富な経験と高い技術で、客様に喜ばれるソリューションを提供する。2017年11月にはRPA導入支援サービスを開始している。
ウェブサイト http://www.rinnet.co.jp/

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