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教育DXとは?目的や教育DXの3段階、事例などご紹介

2023/08/24

#基礎知識

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営業DXとは?営業DXの効果や事例などご紹介

現在、さまざまな分野でDXの推進が求められています。DXと聞くと、企業で行うイメージが強い方もいるかもしれませんが、人手不足解消や利益率の向上などが可能になるため、教育の現場でもDX推進は重要だといえます。

しかし、「ITの知識がなく導入に踏み切れない」「どのような取り組みをすれば良いかわからない」と考える方もいるでしょう。そこで本記事では、教育DXの意味や目的・背景、3つのフェーズや導入事例を解説します。

教育現場のDX化を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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教育DXとは?何の略?

DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を利用し、人々の生活をより良い状態に変革することです。教育DXとは、今までアナログで実施されてきた学校教育にデジタルテクノロジーを活用して変革し、より教育の質を高めていくことを指します。例えば、プリント教材を廃止してタブレットに配信したり、オンライン配信により授業を実施したりすることがあげられるでしょう。

また、教育DXには教育の質を高めるだけではなく、教育現場の業務効率化もその内容として含まれます。DX化により業務効率化が図れれば、残業の低減や教師による授業の質の均一化につなげられます。

教育DXの目的・背景は?

教育DXの目的・背景には、以下の3つがあげられます。

  • 人手不足の改善
  • 業務効率化による利益率の向上
  • 教育の質の向上

ここではそれぞれの詳細を解説します。

人手不足の改善

現在、教育現場は慢性的な人手不足に悩まされています。文部科学省の「教師不足に関する実態調査」(※1)によると、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校すべて合わせて、教師が2065名不足していることがわかりました(令和3年)。

少ない労働力で業務をこなそうとすると、厳しい労働環境になりかねません。その結果、人が辞めてしまい、さらに忙しくなるという悪循環が起こってしまいます。少ない人数でも回せるよう、DX化により業務効率化する必要があります。

※1 文部科学省による「教師不足に関する実態調査」

業務効率化による利益率の向上

教育現場でDX推進を積極的に行えば、業務効率化により利益率の向上が可能です。業務効率化によって少ないコストで既存のルーティーン業務を回せるようになるため、それだけお金が余り、利益率が向上します。

依然として、教育現場では紙を使用することも多いです。DXを推進して業務をデジタルベースにすれば、紙やプリンタなどのコストを削減することができ、利益率向上にもつながります。

民間教育機関であれば、業務効率化により余ったコストや人員などのリソースを、より利益が出るような活動に費やせるようになるでしょう。

教育の質の向上

DXの推進により、期待できるのが教育の質を向上です。病気や怪我などで学校に通えない場合でも、オンライン授業により教育できます。タブレットやパソコンを利用すれば、紙の教科書よりも多くの情報を得ることが可能です。

また、紙では伝えられなかったものも、動画や画像、音声などでより伝わりやすくなるでしょう。AIなど最新技術を使えば、精度の高い教育を施せるようになります。

教育DXの3段階とは?

教育DXには、以下3段階のフェーズがあります。

  • デジタイゼーション
  • デジタライゼーション
  • デジタルトランスフォーメーション

ここではそれぞれのフェーズを詳しく解説します。

デジタイゼーション

デジタイゼーションとは、アナログデータのデジタル化のことです。教育現場においては、これまでの紙媒体をベースとしたアナログな業務プロセスに対し、IT技術を活用してデジタル化していく作業が「デジタイゼーション」に当てはまります。

また、オンラインツールを利用して授業ができるよう、IT環境を整えることも「デジタイゼーション」の一つにあげられます。オンラインツールを使ってデジタル化することにより、作業効率のアップが可能になるのです。

デジタイゼーションは、業務フローやプロセスを変革するまでの効果はないため「守りのデジタル化」とも称されます。

デジタライゼーション

デジタライゼーションとは、業務プロセスのデジタル化のことです。「デジタイゼーション」でデジタル化された業務プロセスを整理し、IT技術により業務を自動化させたり新たなプロセスに置き換えたりすることにより、さらなる業務効率化を実現します。

また、RPAなどのツールを利用し、ワークフローのデジタル化を目指します。業務効率化だけでなく、教育に関わる人々が付加価値の高い業務に注力することが可能になるのです。

このように、業務プロセスを改善したり新しい価値を生み出したりできるため、「攻めのデジタル化」とも称されます。

RPAとはロボティクス・プロセス・オートメーションの略で、パソコン上で行う作業をロボットで自動化する技術のことです。RPAは業務プロセスのデジタル化においてよく利用されます。経理業務やデータ集計、メールの送信など、パソコン上で行う業務であればさまざまな業務を自動化可能です。

※RPAについてはこちらの記事で解説しています
RPA導入のメリット・方法は?費用や導入事例などもご紹介

デジタルトランスフォーメーション

デジタル技術を用いることにより、教育の中身や業務が変容することを指します。根本的な変革をすることが「デジタルトランスフォーメーション」であるため、単に教材がデジタル化されるだけでは完全な教育DXとはいえません。

タブレットにより教材を提供するだけでなく、オンライン教育がメインになるといった、より大きな変革を指します。この段階では、教育の質の向上に重きを置きます。

教育DXにおすすめのRPA「WinActor」

「WinActor」は、NTTグループにより開発・利用されてきた純国産「RPA」ツールです。「WinActor」を利用すれば、パソコン上で行う業務を自動化でき、業務効率化につなげられます。

大量の事務処理を自動でロボットが行うため、作業ミスを減らせるだけでなく、本来行うべき教育業務に注力できます。DX化と聞くと、IT知識やプログラミング技術がないとできないと考える方もいるかもしれませんが、「WinActor」は操作性が高いため、IT知識が少ない方でも安心して利用できます。

利用の際に疑問が出た場合は、技術社によるサポートも受けられます。パソコン1台から少ないコストで導入、即日利用が可能です。

無料トライアル期間も30日間設けているので、教育現場でDX化を考えている方はぜひ、導入を検討してみてください。

RPAツール「WinActor」について詳しくはこちら

教育DXにRPAを活用した事例

教育DXの具体的なイメージがわかない方もいるかもしれません。ここでは実際に、RPAを活用した導入事例を2つご紹介します。

立命館大学

立命館大学では、単純ながらも手作業で行わなければならない定型業務が大量に発生していました。職員の業務をより創造的な業務に集中させたいという思いから、導入したのがRPAツール「WinActor」です。

その結果、年間25万件発生していた支払い手続きの確定操作業務を自動化できました。また、毎週1回、4時間かかっていたERP(企業資源計画)上のデータ調整作業を自動化し、業務効率化が実現したのです。

現在は、全学的な展開とERPのさらなる有効活用を目指しています。

詳細はこちら

埼玉・幸手桜高校

埼玉県立幸手桜高校では、RPAを使いこなし、活躍できる人材育成のため、WinActorを用いた「RPA体験授業」を取り入れています。同市内の中学2年生を対象に、RPAツール「WinActor」を用いた「RPA体験授業」を実施した際は、WinActorがインストールされたパソコンを使用し、プログラミングを進めました。

50分の授業の終わりには、多くの生徒がロボットを完成させることに成功しました。現在は生徒獲得の競争率が激しくなっているため、RPAを利用した先進的な授業が受けられることを同校のアピールポイントにしています。

詳細はこちら

教育DXで業務改善を図りましょう

以上、教育現場でのDXとは何か、目的や背景、フェーズやRPAの導入事例をご紹介しました。

教育DXを推進すれば、単純ではありながらも必要不可欠な業務を自動化できるため、業務効率の向上につながり、より重要な業務に注力できます。また、人手不足の改善も可能です。タブレットを利用すれば紙より多くの情報を得られるため、教育の質を向上できます。また、オンライン授業の実施により、学校に通えない子どもへの教育も可能になります。

教育DXの推進により業務効率化を図ることは、学校や生徒にとっても重要だといえるでしょう。

教育DXを考えているなら、国内シェアNo.1のRPAツールである「WInActor」の利用がおすすめです。「WInActor」は、IT知識やプログラミングの必要もなく直感的な操作が可能なため、誰でも安心して利用できます。

無料トライアルから利用できるため、教育DXを考えている方はぜひ、導入を検討してみてください。

RPAに関する資料ダウンロードはこちら

FAQ

RPA「WinActor」は、どのような業務に活用できますか。

原則として、Windows上でのすべての作業でご利用いただけます。 具体例として、受発注情報の基幹システムへの登録や、複数システム間の情報連携、ソフト開発での検証作業等での利用実績がございます。

RPA「WinActor」は、どのくらいの稼動削減の効果がありますか。

業種や対象のデータ、文書によります。お客様による実証実験では、RPA「WinActor」を利用することで、実験の対象とした業務について最大99%の削減が可能となったケースもございます。導入事例はこちら

RPA「WinActor」が実際に動作している様子を見られますか。

担当者がお伺いしてデモを実施いたします。製品のお問い合わせよりご相談ください。また、各種展示会やイベントにも出展をしております。出展イベント情報についてはニュースをご覧ください。

RPA「WinActor」はどのような特長がありますか。

WinActorのシナリオはフローチャート図として表示されます。フローチャート図は直感的な操作で編集できますので、シナリオの微修正、チューニングであれば、プログラミングの知識がなくても対応ができます。詳しくはWinActorの製品説明をご覧ください。

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