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WinActor TOPRPAコラムDXの事例7例をご紹介。世界的に有名な事例3つも

DXの事例7例をご紹介。世界的に有名な事例3つも

2023/11/17

#基礎知識

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DXの事例7例をご紹介。世界的に有名な事例3つも

経済産業省が発表した「DXレポート(※1)」で注目を集めるようになったDX。DXはコロナ禍の影響を受け、社会に大きく広がっていきました。しかし、DXという言葉は知っていても、DX推進の仕方がわからない方がいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、DXが必要とされる背景やDXの成功事例、DXにおすすめのツールを解説します。DX推進を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

※1 「DXレポート」についての解説はこちら

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DXとは?

DXは「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略称で、情報技術の発展やデジタルテクノロジーの進化により、生活やビジネス・組織を変革することです。DXを推進することで、AIやIoTなどのデジタル技術を用いて、従来作業の効率化・改善を実現したり、新たなビジネスモデルを創出したりすることが可能になります。

DX化には書類のペーパーレス化やデータの一元管理、入力作業の自動化、ロボット導入などさまざまな例があげられます。

DXが必要とされている理由

DXが必要とされるのには、人手不足の問題が一つの要因になっています。人手が少ない場合でも、DXにより業務を効率化・自動化できれば、人手不足の問題を解消できるからです。

ビジネス市場での優位性も、DXが必要とされる理由の一つといえます。DX化により業務効率が上がれば、より重要性の高い仕事に注力できます。また、DX化により蓄積されたデータを分析すれば、他社との差別化を図れるでしょう。

また、システムの老朽化対策も挙げられます。現時点で使っているシステムは、新しいシステムと連携ができない、新しい人材がシステムを使うことができないなどの問題が起こる可能性があります。この問題は「2025年の崖」にもつながります。

「2025年の崖」とは、既存システムを放置した結果DX推進の妨げになり、経済的損失やDX化の失敗など、デジタル競争に負けるといった課題を表す言葉です。このような状況に陥らないためにも、DXが必要とされています。

DXで世界的に有名な事例3つ

ここでは、DXで世界的に有名な事例を3つ紹介します。

Amazon.comの事例

本のオンライン販売からスタートし、現在では電子商取引、クラウドコンピューティング、デジタルストリーミング、AIなど多岐にわたる事業を展開しているのがAmazon.comです。Amazon.comでは、データ分析の活用により顧客体験を向上させ、新商品やサービスを開発しています。

具体的には、手が離せないときでも音声でデリバリー注文ができる「Amazon Echo」や、スマホアプリで入店が可能な無人店舗「Amazon Go」などがあります。また、自社の技術を他社に提供し、新たなビジネスモデルを構築しているのです。

Netflix

Netflixは無店舗かつWebにて予約をするDVDの郵送レンタルサービスからスタートし、サブスクリプション型ビジネスに移行しました。そして、オンライン動画ストリーミングサービスにより、業界を大きく変革したのです。

さらに、自社製作のコンテンツを配信して市場をリードし、AIとデータ分析を活用してユーザーの視聴傾向を把握。それにより、顧客の属性や興味に合わせたコンテンツ推薦を行っているのです。現在は視聴者の選択によってストーリーが展開するRPGの制作を開始し、新たなコンテンツ制作に挑戦しています。

ウォルト・ディズニー・カンパニーの事例

ウォルト・ディズニー・カンパニーは伝統的なエンターテイメント企業から、デジタルエンターテイメント企業へと進化しています。自社の動画配信サービス「Disney+」が、その一つにあげられるでしょう。「Disney+」ではユーザーデータを活用してパーソナライズされたコンテンツを提供し、新たな収益源となっています。

ディズニーは独自のコンテンツ持っていることが強みとなり、2022年には会員数が1億6,000人を突破しました。

DXにおすすめなRPAツール「WinActor」

DX推進を考えているけれど、どこから手をつけて良いかわからない方もいるでしょう。そんな方におすすめなのがNTTグループで研究・利用されてきた純国産「RPAツール」です。RPAとは、PC上で行う作業を自動化するソフトウェアのことを指します。「WinActor」を利用すれば手作業で行うExcel入力や集計作業などを自動化でき、業務効率化や作業ミスの削減が可能です。

自動化のロボット作成も容易にでき、プログラミング知識がない方でも簡単に作業の自動化ができます。また、利用の際に疑問が出た場合は技術者によるサポートを受けられます。PC1台から少ないコストで導入でき、即日利用が可能です。無料トライアル期間を30日設けているので、DX化を考えている方はぜひ導入を検討してみてください。

RPAツール「WinActor」について詳しくはこちら

DX成功事例を7つご紹介

NTTデータのRPAツール「WinActor」を使ったDX事例を7つ紹介します。

神奈川県横浜市の事例

神奈川県横浜市では、就学援助申請書の処理作業に「WinActor」と同時にAI-OCRツール「NaNaTsu AI-OCR with DX Suite」を導入しています。従来は、申請書を手書きで書いてもらい、職員がその申請書と、Excel・ACCESSなどの情報とを一つずつ手作業・目視で確認していました。

「WinActor」導入後は、紙の申請書を文字データ化するところからはじめ、RPAのシナリオ作成。導入前と導入後とでは、延べ超過勤務時間2,000時間以上の削減に成功しました。また、業務の改善意識が身につき、他の仕事でも積極的に効率化を実行できるようになったそうです。

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北海道北見市の事例

北海道北見市では2014年から、転入や転出などの申請書を本人がサインするだけで完成できる「書かないワンストップ窓口」サービスを実施しています。窓口で受付された紙の申請書は、各課の職員が手入力していましたが、そこに「WinActor」の導入を決定しました。

各種証明書(住民票、印鑑証明など)の出力作業と住民基本台帳システム(転入・転出など)の入力作業を、「WinActor」で自動化。その結果、年間約450時間の待ち時間、1,420時間の職員業務時間の削減ができました。

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三菱造船株式会社の事例

三菱造船株式会社が、電子法に対応するクラウド型文書管理サービス「ClimberCloud」の運用を自動化するために導入したのが、「WinActor」です。資材の購入要求書をデジタル化するところからはじめ、次に「WinActor」が必要なデータを自動でまとめ、ClimberCloudに自動登録するフローへと進めていきました。

導入前は、スキャン作業とチェックに1日1~2時間かかっていましたが、導入後は年間で人による作業960時間が削減できました。また、デジタル保存により26万4,000枚の紙の削減にもつながっています。

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愛知県の事例

愛知県庁では業務効率化や超過勤務の削減のため、既存のWindowsソフトと親和性が高い「WinActor」を導入しました。2021年12月末時点で、作成・利用されているシナリオは約50本。財務会計システムの入力作業の自動化により、年間450時間の削減が可能になりました。

「WinActor」といったツールを積極的に活用し、長時間労働の削減だけでなくロボットにはできない企画・立案といった仕事に職員が注力できる環境をつくることで県民へのサービス向上を目指しています。

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株式会社そごう・西武の事例

株式会社そごう・西武では食品売り場の商品を顧客へ届ける「e.デパチカ」サービスの作業効率化のために「WinActor」を導入しました。以前は、出前館からの注文後、ブランドごとに発注票をつくりスタッフに届けていましたが、注文数が増えたことでヒューマンエラーが発生するようになったそうです。

「WinActor」の導入後は、タイムスケジューラー機能で1分おきに注文の確認、新規のものがあれば発注票にしてプリントアウトするシナリオを作成。結果的に人が手作業で行っていたときのような間違いがなくなっただけでなく、1件に5分かかっていた発注票作成が1分に短縮でき、社員の負担を大幅に減らすことにつながりました。

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京葉銀行の事例

京葉銀行では、「WinActor」とAI-OCRサービス「DX Suite」の導入により、業務効率化を図っています。申込書の入力作業や調査するための照会作業は、1件あたり30~60分かかっていましたが、「WinActor」でシステムへ自動入力する仕組みを整え、効率化を進めています。

また、「DX Suite」により紙の申込書のデジタル変換し、変換後の入力作業を「WinActor」に任せています。「WinActor」と「DX Suite」の活用で、82業務で26,737時間の効率化を実現しました。

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東急カード株式会社の事例

東急カード株式会社では、書類のデジタル化やデータの加工・集計などの作業を自動化するために「WinActor」と紙の書類をデジタルデータ化するOCRを導入しました。両者の連携により、データの加工や集計、照合、システムへの転記作業などの自動化が可能になり、7,800時間の効率化につながりました。

また、「WinActor」導入がきっかけで、IT活用に対する意識強化や社員の自発的な業務見直しなど、さまざまな側面で成果を生み出しているそうです。

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有名なDX事例を参考に

以上、DXの成功事例を全部で10ご紹介しました。

事例を見てわかるように、DX化により大幅な作業時間やヒューマンエラーの削減が可能です。人材不足が叫ばれている昨今ですが、DX化によりその問題を解消できる可能性が高まります。また、DX化で作業が効率化できれば、従業員により重要な職務に注力してもらえるでしょう。

DX化をしたくても、ITやプログラミングの知識がなければ難しいと考えている方もいるかもしれません。しかし、「WinActor」ならITやプログラミングの知識の必要がなく、直感的な作業が可能なため誰にでも安心して利用していただけます。気になる方はぜひ、導入を検討してみてください。

RPAに関する資料ダウンロードはこちら

FAQ

RPA「WinActor」は、どのような業務に活用できますか。

原則として、Windows上でのすべての作業でご利用いただけます。 具体例として、受発注情報の基幹システムへの登録や、複数システム間の情報連携、ソフト開発での検証作業等での利用実績がございます。

RPA「WinActor」は、どのくらいの稼動削減の効果がありますか。

業種や対象のデータ、文書によります。お客様による実証実験では、RPA「WinActor」を利用することで、実験の対象とした業務について最大99%の削減が可能となったケースもございます。導入事例はこちら

RPA「WinActor」が実際に動作している様子を見られますか。

担当者がお伺いしてデモを実施いたします。製品のお問い合わせよりご相談ください。また、各種展示会やイベントにも出展をしております。出展イベント情報についてはニュースをご覧ください。

RPA「WinActor」はどのような特長がありますか。

WinActorのシナリオはフローチャート図として表示されます。フローチャート図は直感的な操作で編集できますので、シナリオの微修正、チューニングであれば、プログラミングの知識がなくても対応ができます。詳しくはWinActorの製品説明をご覧ください。

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