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WinActor TOPRPAコラムクラウド型RPAのメリット・デメリットは?

クラウド型RPAのメリット・デメリットは?

2023/04/25

#基礎知識

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クラウド型RPAのメリット・デメリットは?

政府の働き方改革や、コロナ禍に伴う業務全体のリモートワーク化の波を受けて、多くの企業が業務効率化に取り組まれています。そんな中、RPAを導入する企業も増えてきています。

RPAは、パソコン上で行う作業を自動化できます。今まで人力で実施してきた作業の多くを、RPAで代替することができます。

しかし、オンプレミスのRPAツールを導入すると、コストも嵩み、導入プロセスも複雑になり手間がかかります。

そこで注目を浴びているのが、クラウド型RPAです。本記事では、クラウド型RPAなどのRPAの種類や、クラウド型RPAのメリット・デメリットなどをまとめてご紹介します。

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RPAとは?

RPAとは?

RPAとは、「Robotic Process Automation」の略称で、業務自動化ツールの一つです。日本語では、ロボット技術を活用したプロセス自動化、という意味となりロボット技術を用いてビジネスプロセスを自動化することができます。

パソコンやスマホ、タブレット内で稼働するソフトウェアの動きであれば、自動化可能です。さまざまなソフトウェアを連動させて自動化できることから、大規模な事務作業がある大企業などで特に重宝されています。金融機関やメーカー、IT企業など、RPAが利用されている業界や、自動化できる業種は多様です。

人の手を利用しないことから、作業のヒューマンエラーをなくせることも大きなメリットです。ミスができない経理などの事務作業において、特に威力を発揮します。

RPAの3種類は?クラウドもある?

実は、RPAにはクラウド型以外にも種類が存在します。それぞれにメリット・デメリットがあり、どの種類のRPAを選ぶかによって自動化できる範囲も違います。以下、それぞれのRPAの概要についてご紹介します。

オンプレミス型RPA

オンプレミス型のRPAとは、自社サーバーやコンピューターにインストールして使うタイプのRPAです。

コスト的にはクラウド型よりも高くなる可能性がありますが、プログラミング言語を駆使して自社開発することで、より自由にさまざまな機能を開発できます。例えば自社のセキュリティポリシーに合うように開発することも可能です。

クラウド型RPA

クラウド型のRPAツールとは、インターネットのWebブラウザ上での作業限定で自動化できるRPAツールのことです。

自動化できるソフトウェアは、Webブラウザ上で動くものに限定であるため、難点に感じる方もいますが、その分コストを抑えられる点が大きなメリットです。

Webブラウザでの作業が多いIT企業などであれば、導入のメリットは大きいでしょう。

開発型RPA

自社で最初からRPAツールを開発するパターンもあります。RPAツール開発のために要件定義から開始する必要があり、ソフトウェアも新規開発することから、上記2種類のRPAよりも、時間もお金もかかってしまいます。

昨今、自社ソフトウェアとしてRPAを自社で開発している企業は少ないため、手軽さや導入までの速度を考えるとおすすめできません。

クラウド型RPAにできることは?

クラウド型RPAを導入する際に認識しておかなければならないことは、クラウド型RPAは、Webブラウザ上での動きのみしか自動化できないことです。そのため、自社ソフトウェアや他のソフトウェアと連動させようと考えているのであれば、クラウド型RPAは使えません。

クラウド型RPAは、マニュアルがあるようなルーティン化されている作業を自動化することに向いているツールです。反対に、ルールがないような作業は自動化できません。

クラウド型RPAのメリットは?

クラウド型RPAのメリットは?

クラウド型RPAは、Webブラウザ上のソフトウェアの自動化にしか使えないとはいうものの、メリットも複数存在します。そこでクラウド型RPAの4つのメリットについて、それぞれご紹介します。

RPA導入のメリット・方法は?費用や導入事例などもご紹介

費用が安い

クラウド型RPAツールの最大のメリットは、RPAを導入する費用を安く抑えられることです。クラウド型RPAツールは自動化できる対象が限定的である分、オンプレミス型のRPAなどと比較して導入コストを安価に抑えられることが知られています。

一定期間無料トライアルを提供している製品もあるので、気軽に試すことができます。

他の作業が同時並行で実施可能

クラウド型RPAツールの第2のメリットは、同時並行でさまざまな作業を実施できることです。オンプレミス型のRPAツールの場合ですと、作動している時間はそのパソコンが占拠されて、使えなくなってしまいます。

一方、クラウド型RPAツールの場合はブラウザを開くだけなので、同時並行でさまざまな作業を実施可能です。

専門知識なしで運用保守可能

こちらもクラウド型RPAツールの大きなメリットですが、クラウド型RPAツールはシステム障害の際のトラブル対応に関する専門知識がなくても保守運用可能である点が大きなメリットです。

オンプレミス型の場合には、自社に保守運用ができる人材がいない場合には、導入に踏み切るのが難しいです。しかしクラウド型の場合には、自社で保守運用しなくても、ツール提供企業がその部分を実施してくれます。

現場でも導入しやすい

現場のユーザー主導でも導入しやすいという点も、クラウド型RPAツールの大きなメリットです。

クラウド型RPAツールは、Webブラウザを開いてそこから利用できるため、現場の担当者でもツールを開発・導入しやすくなっています。

業務自動化の効果も感じられやすく、次々と現場単位で自動化していくことができます。

クラウド型RPAツールのデメリット

クラウド型RPAツールを導入するのであれば、クラウド型RPAツールのメリットだけでなく、デメリットにも目を向けなければなりません。そこで以下、クラウド型RPAツールのデメリットをご紹介します。

セキュリティ上の不安がある

クラウド型RPAツールは、セキュリティ上の不安が払拭できない点がデメリットです。

自社でのみ保管しておきたいファイルのようなものを扱うのであれば、クラウドサーバー上で管理されることになるのはややセキュリティリスクの懸念があるでしょう。

セキュリティ面で懸念を覚えるのであれば、オンプレミス型RPAをおすすめします。

ブラウザ上の業務しか自動化できない

クラウド型RPAは安価ではあるが、あくまでブラウザ上の業務しか自動化できない点はやはり大きなデメリットでしょう。

さまざまなソフトウェアでの作業を組み合わせて、大規模な業務自動化を実現させることはできません。全社的な自動化ソフトなどとしては利用できないため、Webブラウザでの作業が多い部門などで導入すると良いのではないでしょうか。

セキュアなオンプレミス型RPAならWinActor

クラウド型RPAツールをお探しだった方も、デメリットを見ることで「やっぱりオンプレミス型RPAが良いかも」と思われたかもしれません。セキュアな環境で、さまざまなソフトウェアを連携させた業務自動化を実現させたいのであれば、オンプレミス型RPAツール「WinActor」の導入をおすすめします。

「WinActor」はNTTグループが国内で研究・開発しているRPAツールで、国内シェアNo.1を獲得しています。ソフトウェア開発の経験やプログラミングスキルがなくても、導入することは可能です。操作画面も簡単なので、技術者不要で現場の人のみで導入できます。

NTTグループが導入もサポートしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

クラウド型RPAのメリット・デメリットを押さえましょう

クラウド型RPAのメリット・デメリットを押さえましょう

以上、クラウド型RPAの概要やメリット・デメリットなどについてまとめてご紹介しました。

クラウド型RPAは、Webブラウザ上で動くソフトウェアであれば自動化可能ですが、Webブラウザ以外で動くオンプレミスのソフトウェアなどの場合には、自動化できません。そのため、クラウド型RPAツールを導入するのであれば、Webブラウザでの業務が多い部署や、IT企業などに導入するのが良いでしょう。コストも安く、スモールスタートしやすい点もメリットです。

「Webブラウザ上の自動化のみではちょっと」と思われる方は、ぜひオンプレミス型RPAツール「WinActor」の導入をおすすめします。NTTグループが導入のサポートをしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

RPAに関する資料ダウンロードはこちら

FAQ

RPA「WinActor」は、どのような業務に活用できますか。

原則として、Windows上でのすべての作業でご利用いただけます。 具体例として、受発注情報の基幹システムへの登録や、複数システム間の情報連携、ソフト開発での検証作業等での利用実績がございます。

RPA「WinActor」は、どのくらいの稼動削減の効果がありますか。

業種や対象のデータ、文書によります。お客様による実証実験では、RPA「WinActor」を利用することで、実験の対象とした業務について最大99%の削減が可能となったケースもございます。導入事例はこちら

RPA「WinActor」が実際に動作している様子を見られますか。

担当者がお伺いしてデモを実施いたします。製品のお問い合わせよりご相談ください。また、各種展示会やイベントにも出展をしております。出展イベント情報についてはニュースをご覧ください。

RPA「WinActor」はどのような特長がありますか。

WinActorのシナリオはフローチャート図として表示されます。フローチャート図は直感的な操作で編集できますので、シナリオの微修正、チューニングであれば、プログラミングの知識がなくても対応ができます。詳しくはWinActorの製品説明をご覧ください。

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