スマート自治体プラットフォーム NaNaTsuとは?
スマート自治体プラットフォームNaNaTsuは、複雑な環境の構築が要らないRPAとAI-OCRを地方自治体が共同で利用できるプラットフォームです。
現在、スマート自治体への転換推進のために、様々な先進技術が活用され始めています。その中でも急速に普及している技術がRPAとAI-OCRです。
利用できる主なサービス
NaNaTsuの特長
1 導入・保守費用の削減
近隣の自治体とRPAやAI-OCRをシェアリングできるため、ツールの導入費用を削減できる
2 開発費用の削減
RPAやAI-OCRのシナリオを無料でダウンロードできるため、IT部門の開発費を削減できる
3 手厚いサポート体制
課題を解決できる自治体向けコミュニティサイトとNTTデータのサポートを利用できる
無料配布自動化シナリオ
自治体コミュニティサイトから、自治体の業務で利用できるRPAシナリオや、AI-OCR帳票定義をダウンロードしてご利用できます。
※シナリオとは、RPAやAI-OCRに指示を出すための業務フローの設計図です。
対象業務の例
業務名 | 部署名 |
介護保険業務における審査委員報酬支払の支出命令 | 介護保険課 |
介護保険業務における審査会資料送付の起案 | 介護保険課 |
内部管理用帳票の加工・集計 | 経営改革室 |
コンビニ交付集計業務におけるデータの集計 | 市民課 |
歳入管理業務における納付書の作成 | 市民課 |
個人住民税関連業務における納税者の異動情報入力 | 市民税課 |
資産税関連業務における納税通知書・納付書の印刷 | 資産税課 |
歳出管理業務における支出命令の起案 | 情報システム課 |
滞納管理業務における銀行・生命保険全店照会文書の印刷 | 納税課 |
時間外データ集計業務 | 総務課 |
保育園入園手続き業務 | こども福祉課 |
ふるさと納税業務 | 企画課 |
児童手当・特例給付認定業務 | こども福祉課 |
eLTAX法人市民税申告データ入力業務 | 市民税課 |
特別定額給付金業務 | – |
市民アンケート収集業務 | – |
軽自動車税データ登録業務 | 市民税課 |
軽自動車税廃車登録業務 | 税務課 |
軽自動車税の減免業務 | 市民税課 |
軽自動車税リストのシステム登録業務 | 市民税課 |
自治体で利用されるRPAをLGWAN経由で管理統制
管理統制機能とは、NaNaTsuにおけるRPAの「集中管理/統制強化/稼働状況可視化」を実現します。
従来必要であった管理統制用のサーバー構築・運用保守を不要とし、管理者のRPA運用・管理負荷を大幅に軽減することで、RPA導入効果をさらに引き出すことができ、業務効率化につながります。
地方自治体におけるAI・RPAの導入状況
RPAとAI―OCRは既に多くの地方自治体で導入されています。
都道府県や指定都市では全ての団体が導入または導入検討をしており、その他の市区町村でも6割以上が導入または導入の検討や実証実験を行っています。
事例紹介
ついに始まった自治体の業務共通化
削減率74%も!行方市、つくば市のDX推進の秘訣
いま日本の地方自治体においては、職員定数の削減に伴う労働力不足が深刻な課題として浮上しています。新型コロナウイルス感染症の影響も重なり、自治体のさまざまな業務の共通化やデジタル化に向けた流れが加速しています。トライアルを経て、本格導入を決定した自治体も登場しています。行方市、つくば市の声も交え、この取り組みをクローズアップしました。
4つの自治体で給与明細の配信をRPA化
青森県今別町で職員の事務負担を軽減することに成功
協定を結んだ4つの自治体で、全ての給与明細の配信をRPA化することに成功しました。職員の事務負担を軽減し、職員がRPAを活用しているというアピールになると共に、DXに関する意識向上を促進しています。
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無償トライアル
申し込み | 自治体の担当課単位で1課1回までお申し込みできます |
利用期間 | ご利用開始日から2カ月間 |
WinActor資材 | WinActorノードロック試用版(本トライアル利用期間内はご利用台数の制限はありません) |
AI-OCR利用権 | 2万項目まで利用できる1つのAI-OCR利用権をご利用できます |
キャンペーン | 本トライルをお申し込みされた方は、NTTデータがシナリオ作成を支援します。お打ち合わせにてご要件を伺います |