TOPRPAコラムRPA市場の現状と今後の動向について【市場規模・拡大予測・今後の発展】

RPA市場の現状と今後の動向について【市場規模・拡大予測・今後の発展】

2021/12/23

導入方法

  • facebook
  • twitter
  • hatena

RPAというキーワードが浸透してきており、RPAも徐々に普及しつつあります。

また、AI、OCRなど周辺技術の進歩に伴い、RPAの本格利用もこれから加速していくと見られています。

そこで本記事では、以下をテーマに解説します。

  • 国内RPA市場の現況紹介
  • RPA化が加速する背景
  • 今後の動向

ぜひ、本記事を読んでいただき、RPA市場の「現状」と「未来予測」について理解を深めてください。

国内RPA市場の現況紹介

国内RPA市場の現況紹介

国内のRPA市場は2019年から「毎年約300億円」の成長幅で右肩上がりを続け、2023年度には「約1,520億円」の市場となることが予測されています。

2019年以降、成長変化が著しいのは以下のような背景によるものです。

  • 2019年度まで:RPA導入は試験的に行われ、小さな業務へ適用するパターンが多かった
  • 2020年度以降:RPAの全社展開、現場での積極的なRPAの活用など、RPAの広がりが見込まれている

まさにこれから、RPAの規模拡大が本格化するという「利用拡大フェーズ」を迎える見込みです。

引用元:RPA市場に関する調査

世界と比較したRPA市場

世界的にも、RPA市場は拡大を予想されています。

世界的なIT分野の調査会社であるガートナーによれば、2020年のRPAの売上高は「15.8億ドル(約1,738億円)」でした。

さらにここから、2024年まで「2桁の成長率」で拡大していくことが予測されており、これからも世界的な広がりが続いていくことでしょう。

引用元:ガートナー、世界におけるRPAソフトウェアの売上高が2021年には20億ドル近くに達する見通しを発表

RPA市場が加速している背景

RPA市場が加速している背景

RPA市場が加速している背景は大きく分けて、3つ理由があります。

その理由は以下の通りです。

  • 1. 企業運営をするためのコスト削減
  • 2. 人の手を減らすことによるBCP対策
  • 3. コア業務へのリソース投入

1つずつ詳しく説明していきます。

企業を運営するためのコスト削減

1つ目の理由は「企業を運営するためのコスト削減」です。

政府から出されている働き方改革により、労働時間の削減を求められるようになりました。

労働時間削減を実現する手段として、RPAの導入による効率化が行われています。

日常的な業務をRPAで自動化することはもちろん、土曜日や日曜日などの休日に出勤が必要な業務をRPA化することで、人件費を削減することが可能です。

人の手を減らすことによるBCP対策

2つ目の理由は「BCP対策」です。

BCPの正式名称は「事業継続計画(Business Continuity Plan)」の頭文字を取った言葉です。

2020年から世界的に流行している新型コロナウイルスにより、リモートワークや出社率を抑制するなど、働き方を変えざるを得なかったことは記憶に新しいことでしょう。

業務を極力RPAに処理させることで、人が出社して処理する必要がなくなります。

そうすることでパンデミックが起きた際にも、適切に事業を継続できる体制を作ることが可能です。

コア業務へのリソース投入

3つ目の理由は「コア業務へのリソース投入」です。

コア業務は会社の中心業務、つまり「売上/利益」を生み出す業務を指します。

経費処理などのバックオフィス業務は会社として重要ですが、売上や利益につながる業務ではありません。

コア業務へリソースを投入することで、売上と利益を向上させることが可能です。

また、コア業務にリソースを集中させることで、生産性が向上し、業績向上にもつながります。

RPA市場の今後の動向

RPA市場の今後の動向

RPA市場の今後の動向については、概況の部分でも記載した通り右肩上がりに市場が拡大する見込みです。

特に、以下の分野での拡大が見込まれています。

  • 紙を多く使う企業のペーパーレス対応
  • 業績悪化した企業のコスト削減
  • 業務量増加で人リソース不足

1つずつ詳細を説明していきます。

紙を多く使う企業のペーパーレス対応

日本企業ではまだまだ「紙を使う文化」が根強く残っており、書類などの紙を使った業務の自動化がこれから広がっていきます。

これまでは人手を使い、書類の内容を読み取ってシステムへ転記をしていましたが、最近は「OCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)」を使用し、紙面上の情報を読み取りデータ化し、そのデータをRPAにより自動でシステムへ転記することが可能になりました。

さらに、AIを利用したOCRも出てきており、読み取り精度が格段に向上し、業務利用ができるレベルとなってきています。

そのため、これからOCRを使った書類の自動化が広まっていくことでしょう。

OCRだけについて詳しく書かれている記事がありますので、興味がある方はぜひご覧ください。

>>RPAとOCRの特徴&違いとは【具体的な活用方法も、事例付きで紹介】

業績悪化した企業のコスト削減

上記でも記載しましたが、RPAを導入することでコスト削減をすることが可能です。

コロナ禍で業績が悪化した企業は、労働時間の短縮や、人員の削減を進めていきます。

そのため人員を削減しても業務をこれまで通り運用していくためには、RPAを利用して業務を自動化/効率化していくことが必要です。

新型コロナウイルスによって、業績が悪化した企業を再生するためにRPAは活用されることでしょう。

業務量増加で人リソース不足

コロナ禍で業績が悪化した企業がある一方で、在宅ワークグッズやWeb会議システムを販売している企業などは業績が向上しています。

そういった企業では、業務量が増えたことによるリソース不足により人件費にコストをかけがちですが、単純・定型業務はRPAに任せて効率化/自動化することで、業務量に左右されない運用が可能となります。

以上、本記事では「RPA市場の概況と今後の伸び」について、解説しました。

RPAを使うことで、業務効率化の可能性がある程度認知され、これからさらに伸びていくことが想定されています。

RPAに興味がある方で、まだRPAを導入していない場合はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

弊社(NTTデータ)では、RPAツールの無料体験を実施しております。下記がリンクとなりますので、気になる方は是非ご覧くださいませ。

>>RPAツール:WinActorの無料トライアルはこちら

【徹底解説】RPAツールを導入するメリット&デメリット(導入事例あり)

その他のコラム

TOPページへ戻る