WinActorと手作業でのExcel起動方法の違い
サーバ上にあるExcelファイルをWinActorで起動し、保存して閉じたあと、再度起動しようとすると最初のExcel操作のライブラリで止まるようになってしまいました。
30秒程度待ってみましたが、Excelは表示されず、シナリオ実行中のままエラーも表示されません。
「Excel開く(前面化)」と「Excel操作(値の取得2)」を試しましたが、どちらも同様にエラーなしで止まってしまいました。
WinActorのバージョンは7.4.1(FL)です。
原因はExcelが正常に閉じられていないことと推測しています。
Excelを閉じたあと、タスクマネージャーのバックグラウンドプロセスにExcelが残っており、タスクを終了することで次回の起動ができるようになりました。
いったんは、ロボットが止まってしまったら手作業で停止して、タスクを終了して再実行で解決しています。
気になるのは、WinActorでExcelを開こうとするとうまくいかないのですが、手作業なら該当のExcelファイルを開くことができる点です。
WinActorと手作業でExcelの開き方に違いがあるのでしょうか?
初心者のためスクリプトを理解できず…
なにかご存じの方がいらしたらご教示いただけますと幸いです。
※事象が特定の少数のユーザのみで発生しておりシナリオ改修等は現在検討しておりません。
また当方も事象発生していないため、改修のアイデア等いただいても検証できませんのでご了承ください。
以下追記
・ローカルファイルでも同様の事象が発生する
・バックグラウンドにタスクが残った状態では、サーバ上のファイルもローカルのファイルもWinActorでは開けなくなる
・Excelが編集中だったりダイアログ画面が出ていたりはしない
・ファイルサイズの大小にかかわらず発生する
・同じ場所、同じPCでも事象が起きる人と起きない人がいる
・上書き保存のため、保存先に同名のファイル等はない
・共有ファイルだが、同時に開いている人はいない
・フル機能版で、シナリオを開いて▷ボタンから実行している
・1ファイルに複数のファイルから転記するが、終了時にファイルが大量に開いていると見づらいため1ファイルずつ転記が終わったら閉じる流れにしている
(最後に閉じるように改修は可能だが、ユーザ意向であまり大掛かりな改修はしたくない。運用である程度カバーできるならそちらがよい)
■事象のイメージA
① WinActorでExcelファイルを開いて閉じる
② WinActorで同じファイルを開こうとすると実行中のまま止まる
③ バックグラウンドプロセスにタスクが残っていることを確認
④ 手で該当ファイルを開く→可能
■事象のイメージB
①1 WinActorでExcelファイルを開いて閉じる
② WinActorで同じファイルを開こうとすると実行中のまま止まる
③ 実行中のままバックグラウンドプロセスのタスクを削除する
④ タスクを削除した瞬間にWinActorが該当ファイルを開けるようになる
■WinActorの部品
閉じる部品
・「Excel 操作(名前を付けて保存)」で保存後に閉じる、閉じないのどちらでも事象発生
再度開く部品 どちらも開けず
・Excel 操作(値の取得)
・Excel 開く(前面化)