初心者の時、シナリオ作成時に経験した失敗 その2
※前回の投稿は以下になります。もしよろしければご確認ください。
初心者の時、シナリオ作成時に経験した失敗 その1
9月に入り少しは涼しくなった気がします。
シナリオ作成する時に、悩ませられるのがエラーをとこまで対応すればよいかではないかと思います。
元々開発をしてきた私の場合は、生じる可能性がある全てのエラーに対して処理を実装する必要があるといった考えがありました。
ですが、RPAに携わってからはその考えが少し変わったのです。今回はそのきっかけになったことを話したいと思います。
私が触れたことがないシステムへExcelデータを転記するシナリオを作成する際の出来ことですが、
業務担当者からはExcelのデータをそのままシステムに転記されれば良いと聞きました。
仕様書がなかったので、シナリオ作成時に特定できるエラーメッセージ全てに対してエラー処理を入れれば良いと思い、
業務担当者にエラー対応について詳しく聞いてませんでした。
思ったよりエラーの種類が多く、ひとつひとつ実装したら、最初見積もった時間より、1.3倍以上かかってしまいました。
でも、見積もった時間よりかかってしまったが特定できるエラーは全て実装したので、自分なりには満足していました。
後ほど業務担当者にシナリオの内容と実行方法などを説明すると、
「このエラーはシステム上にはありますが、エラーに当てはまるデータはExcelに設定されることはないので、対応する必要がなかったのに。。。。」と言われた箇所がいくつかありました。
そうです。対応しなくてもいいところまで力を入れてしまい、見積もった時間を超えてしまったのです。
最初から業務担当者とエラー対応の範囲についてきちんと話をしていたら、こんなことは起こらなかったはずです。
それ以来、シナリオ作成時に以下の方針のもと、エラー処理を実装しています。。
①エラー対応の範囲を業務担当者に確認する。
②①以外のエラー処理については、基本的には実装不要と判断する。
ただし、どうしても実装が必要となった場合は、業務担当者に相談する。
私と同じ境遇の方と共感出来ればと思い投稿しました。よろしくお願いします。