意外と知らなかったWinActorのあれこれ⑦~「WinActorノート」①~
いつもお世話になっています。
今回は、「WinActorノート」について、投稿します。
テキストの一行ずつを変数に取り込みたいという時は無いでしょうか。
私はそのような時に、「WinActorノート」を使用しました。
下記では、コピーしたテキストの1行ずつを、変数に取り込む方法を記載します。
①ライブラリ「WinActorノート」→「Telnetツール」→「クリップボードから読み込み」
WinActorノートにクリップボード上のテキストを読み込みます。
<プロパティ>
操作:新規テキストとして追加
②ノード「後判定繰り返しグループ」
指定した条件を満たしている間、処理を繰り返し実行します。ここでは、無限ループを設定します。
<プロパティ>
条件式左側:値⇒
符号:等しい
条件式右側:値⇒
③ライブラリ「WinActorノート」→「Telnetツール」→「カーソル移動と読み取り」
WinActorノート上のカーソルを移動します。
<プロパティ>
操作:次のブロックを選択
読み取り結果:読み取ったテキストを格納する変数名
④ライブラリ「WinActorノート」→「Telnetツール」→「状態読み取り」
WinActorノートの状態を読み取ります。
<プロパティ>
各項目に任意の変数名を設定してください。
⑤ノード「分岐グループ」
④で設定したEOTの状態を格納した変数の現在値がfalseの間は、条件式のtrueの処理をします。
<プロパティ>
条件式左側:④で設定したEOTの状態を格納する変数名
符号:がfalse
条件式右側:
⑥ノード「繰り返し終了」
分岐のFalse側に本ノードを配置することで、無限ループから抜けます。
以上で、シナリオの説明は終了となります。
WinActorノートは、奥が深そうなため、これからも勉強して投稿しようかと考えています。
■余談
シナリオを作成していて、下記の2つのライブラリは何が違うのか気になったため、今度調べてみたいと思います。
ライブラリ「WinActorノート」→「Telnetツール」→「カーソル移動と読み取り」
ライブラリ「WinActorノート」→「Telnetツール」→「変数に取り込み」