【DX107】ロール設定と管理レベルの違いとは?
こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
前回のコラムの中で、「管理レベル」の設定で他部署の帳票へのアクセス権限を付与できるとご案内しました。
【DX106】他部署で作成した帳票定義を利用する方法
DX Suiteでは、「管理レベル」のほかに、「ロール設定」というものがございます。
「管理レベルとロール設定は何が違うの?」
「管理レベルとロール設定で出来ることは何?」
そんな疑問解決のため、今回は「ロール設定と管理レベルの違い」についてご案内します。
ロール設定と管理レベルは、どちらもユーザーがアクセスできる画面や機能を制限する機能ですが、
制限する機能が異なります。
管理レベル:ユーザのコントロールできる機能が制限されます。
ロール設定:ユーザが使用できる画面や機能を制限できます。
■管理レベル
管理レベルには、「組織管理者」、「部署管理者」、「一般ユーザ」の3つの種類があります。
ユーザ単位で、以下の2つを設定することができます。
・他部署の情報へのアクセスの可否
・他のユーザに付与できる管理レベルを制限
「組織と権限の設定」>「ユーザ一覧」画面から設定でき、設定した際の権限は以下の通りです。
■ロール設定
DX Suiteで利用できる画面や機能を制限します。
制限できる画面・機能の詳細は以下の画像のように多岐にわたりますが、
具体的な例としては、以下のようなものがあります。
・フォルダ、ワークフローの参照、更新、全機能の制限
・読取ユニットの参照、更新、ダウンロードの制限
・データチェック作業の制限
・各アカウントのユーザIDの確認
「組織と権限の設定」>>「ロール一覧」から新規登録、または編集ができます。
以上、ご参考になれば幸いです。
<本投稿の動作環境>
DX Suite(クラウド版)v1.138.0
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