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今回は、ブラウザ関連のライブラリに追加された「CSSセレクタ」についてご紹介します!
Ver.7.5.0では、より多くのWeb画面を操作できるようにするため、Pathの種別を指定できるようになりました。

Pathの種別は、「XPath」or「Selector」の2種類です。

初期値は「XPath」が指定されていますが、
自動記録やプロパティ画面の[ブラウザ]→[選択]ボタンから操作対象を選択した際に
対象要素がXPathで指定できない要素だった場合、自動的に「Selector」が指定されます。
※もちろんユーザが手動で指定することも可能です。

ほとんどの場合、「XPath」で指定できる要素であることが多いため、
「Selector」を指定する機会はあまり多くはないかと思いますが…
せっかくなので、ユーザーフォーラムから遷移できるページで試してみようと思います!

WinDirectorのページが表示されて数秒すると、画面左下にポンっと資料ダウンロードの表示が出るので
そこをクリックするシナリオを自動記録で作成してみようと思います!

自動記録で資料ダウンロードの表示をクリックする操作を記録しました!
ライブラリの入ったグループが生成されたので、「クリック」のプロパティ画面を確認しましょう。

Pathの種別欄で「Selector」が自動で選択され、変数一覧の初期値には取得したパスが入っています♪

資料ダウンロードの表示がページ表示から遅れて数秒後に表示されるので、
念のため、5秒の待機時間を追加して実行したところ、しっかり資料ダウンロードのページに遷移しました!

今回検証に使用したページは自動記録が可能でしたが、自動記録ができない場合は、
「F12」キー押下から開発者ツールを開き、クリックしたい対象を選択して【Copy selector】でパスをコピー、
もしくは、プロパティ画面内の[ブラウザ]→[選択]ボタンから自動で取得できるかお試しください。

基本的には「XPath」で操作できることがほとんどですが、
操作対象要素がXPathで指定できない要素だった(XPathを指定してもうまくいかない)場合は、
「Selector」を指定して試してみる、という選択肢が増えたかな~と思います^^

以上、今回は「CSSセレクタ」についてのご紹介でした!

【動作検証環境】
WinActor Ver.7.5.0

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