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いつもユーザフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
NTTデータ RPA担当WDチームです。

前編では暗号化されているファイルと各ファイルの紹介をさせていただきました。
また、WinDirector バージョン2.2以降において、シナリオに対する入出力データを暗号化の上、DBに格納していると説明しておりましたが、
今回は暗号化及び、バージョン2.2以前との違いについてご説明いたします。

バージョン2.1以前のバージョンではシナリオファイルやシナリオ参照ファイル等の各ファイルは管理サーバ上のでログイン制限や、
フォルダへのアクセス制限を行い管理しておりました。

バージョン2.2以降では、ファイル管理はDBでの管理に変更しファイルアクセスをWinDirectorの管理画面(WEB画面)からの操作に制限しております。
また、各ファイルについても暗号化を行っております。

WinDirectorの管理画面(WEB画面)からの操作制限のイメージ図

●バージョン2.2以降での変更点

①ファイル管理をファイルシステムからDBに変更
 ファイル管理をファイルシステムからDBへの変更を実施。

②ファイルの暗号化
  DBに格納した各ファイルは、暗号化して保持し、改ざんを防止します。
  暗号化方式につきましてはセキュリティの観点から非公開としておりますが、
  利用している暗号化方式は電子政府推奨暗号リストの要件を満たした方式を利用しています。

上記2つのセキュリティの強化により、
 バージョン2.1以前では悪意のあるユーザにログイン情報等が流出した場合に、セキュリティ上の問題が発生してしまう可能性があったのに対し
 バージョン2.2以降では各種情報が流出した場合でも、各ファイルの操作はWinDirector画面からのみとなり、かつ、直接データを参照された場合でも暗号化がなされているため
ファイルの改ざんを防止できます。

今回はここまでになります。

次回もよくあるQAから一つを取り上げて、説明をさせていただきます。
次回もどうぞお楽しみに!!

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