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皆さんこんにちは。
前回はWinActorノートのOCRツール用のマクロ作成を学習した結果を投稿しました。

今回は、WinActorのOCRツールを使用し、チュートリアルの登録ボタンをクリックするシナリオを作成し、
学んだ結果を共有いたします。

今回もシナリオ自体はマニュアルに沿って作成していけば簡単に作成できました。
しかし、一点マニュアルの説明書きだけでは理解できず、調べてみてやっと理解できた処理がありました。

分岐条件で正常ルートに処理が進むと、「四則演算」の処理があります。
この「四則演算」の内容は、『計算結果「インデックス」=「カーソル位置」-「1」』となっていました。
マニュアルには以下のように記載があります。
「分岐の正常ルートにおいて、カーソル位置の情報からWinActorEyeで使用する座標リソースのインデックス番号に変換します。」
ただ、この説明だけでは、なぜ、カーソル位置から「-1」しているのかが分かりませんでした。
作成したシナリオを確認してみると、ライブラリ「座標情報取得」のプロパティ画面に、「インデックス(0~)」との記載があり、
WinActorEyeの座標リソースのインデックス番号は0からカウントしていることが分かりました。
WinActorノートのインデックス番号は、1からカウントしますが、WinActorEyeの座標インデックスは、
0からカウントするため、WinActorEyeの座標インデックスに合わせるために四則演算で「-1」処理をしているということが分かりました。

これまでWinActorEyeの機能についてマニュアルに沿って学習してきましたが、
WinActorEyeをを知っておくとシナリオの作成の幅が広がると感じました。
ヒストグラム探索は色使いに着目していて、ディスプレイサイズの影響を受けずに、
画像を探すことができ、OCRツールは、文字情報を取得できれば、色やフォントサイズに
とらわれず、座標を取得できます。
このようにそれぞれの利点を生かしながら、シナリオの作成条件に合わせて
WinActorEyeの機能を使い分けて作成していきたいですね。

マニュアルで学習した知識を元に次回はサンプルシナリオを実行するすることで、
よりWinActorEyeを実用的に使えるようにしていきたいと思います。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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