【DX021】New UIへの移行プロセス~定型帳票フォルダ単位インポート編~
こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
New UI使用するとき何から手を付けていいかわからない、、、、、
旧UIで使っていた帳票はNew UIでどうやって使うのかわからない、、、、、
と思っている方も多いと思います。
旧UIで今まで利用してきた帳票データをNew UIで利用するには、設定データの移行が必要です。
今回は旧UIでご利用いただいていた設定データを、New UIへ移行するための手順をご紹介いたします。
まず、移行プロセスは大きく分けて以下の通りとなります。
移行が必要な帳票を整理(旧UI)
↓
移行方法を選択(フォルダ単位インポート or 設定ファイル(XML)エクスポート&インポート)
↓
インポート作業を行う(New UI)
■移行スケジュールの策定
移行を行う前に、まずは移行スケジュールを社内やクライアントさんと事前検討していただくことを推奨しております。
帳票の種類・数によって移行にかかる期間は変わります。
また、移行したい帳票に使われている設定やデータ加工がNew UIに実装済みか事前に確認をお願いします。
未実装の場合には、実装されるまでお待ちください。
どのような順で移行していくか、上記移行プロセスに沿って優先順位をつけた上で、移行作業を進めていきましょう。
■移行方法の選択
帳票データの移行方法には2種類あります。
1)定型帳票フォルダ単位インポート
「組織管理者」または「部署管理者」の権限(管理レベル)を持っているユーザでのログインが必要となります。
フォルダ単位でのエクスポート&インポートの作業を一括で実施できる機能です。移行したい帳票数が多い場合は、ご利用ください。
2)設定ファイル(XML)エクスポート&インポート
帳票単位でのエクスポート&インポートを実施する方法です。ダウンロードした設定ファイルをバックアップとして保存する事も可能です。
今回はその中の1)定型帳票フォルダ単位インポートの手順について説明させていただきます。
【定型帳票フォルダ単位インポート】
フォルダ単位でのエクスポート&インポートの作業を一括で実施できる機能です。
移行したい帳票数が多い場合には、とても便利な機能となります。
※注意事項※
・一度インポートしたフォルダは、再度インポートすることはできません。但し、後述する「インポート履歴」の削除をすると、再度インポートすることができるようになります。
・フォルダ内にElastic Sorterの仕分けトレイとして設定されている帳票定義が存在する場合、インポートの対象とはなりません。
Elastic SorterはElastic Sorterインポートが別途必要になります。
・インポートの対象は定型帳票のみとなります。非定型帳票はフォルダを選択してもインポートされない仕様です。
・「フラグが立っていたら別のフラグを立てる」「フラグAとフラグBが立っていたら処理を実行する」いった、複雑な設定をしている場合はインポートで再現することができません。
インポート後に手動で設定してください。
1.「組織管理者」または「部署管理者」の権限(管理レベル)を持っているユーザでログインし、
ログイン後のホーム画面右側にある「New UI」バナーリンクをクリック。
2.画面上にある「インポート」ボタンをクリック。
※「組織管理者」または「部署管理者」の権限(管理レベル)を持っているユーザで表示されます。
インポートボタンが表示されない場合、ご自身のユーザ権限のご確認をお願い致します。
3.「フォルダを選択」画面より、インポートしたいフォルダを選択し、
右下にある「インポート開始」ボタンをクリック。
4.インポート履歴画面に遷移すると、インポート状況を確認できます。
インポート時刻のテキストリンクをクリックすると、対象するインポートファイルおよびファイルの中に入っている帳票のインポートステータスを確認することができます。
※インポートエラーの場合は対象の帳票設定を旧UIでダウンロードして、New UIの「設定ファイルインポート」をお試しください。
5.「インポート完了」の場合は、画面左下にある「New UIに戻る」ボタンをクリックし、Intelligent OCRのホーム画面に戻ります。
インポートした帳票データに対して、旧UIでの設定がNew UIに移行できているか、確認してください。
インポートが正常終了しなかった場合は、「インポート履歴」をクリックし、削除したいフォルダに対して「削除」ボタンをクリックします。
インポート履歴削除のポップアップ画面が表示され、「履歴を削除」ボタンをクリックすると、該当フォルダのインポート履歴が削除され、再インポートができるようになります。
※履歴を削除すると、フォルダを再インポートできるようになります。
ただし、New UIにインポート済みのフォルダは削除されないため、必要に応じて手動で削除してください。
以上、ご参考になれば幸いです。
<本投稿の動作環境>
DX Suite(クラウド版) V1.107.1
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