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こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。

いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。

今回は、DX Suiteのデータ加工設定から「文字列変換(部分一致)」についてご案内いたします。

「文字列変換(部分一致)」は、読み取った文字列の一部を任意の文字列へ変換し、出力するデータ加工設定です。

例えば、電話番号を読み取る際、「-」を「・」と誤読しやすい帳票があり、すべて「-」として出力したい。

このようなケースで、「・」と誤読した場合に「-」へ変換して出力することができます。

【操作方法】

例:A列で「電話番号」を読み取り、A列へ出力する場合

1) 読み取り範囲をそれぞれ設定し、「保存して閉じる」を選択

2) 画面遷移後、データ加工の「適用」をクリックし、「設定画面へ」を選択

3) 「加工設定を追加」をクリックし、加工設定から「文字列変換(部分一致)」を選択し、

   入力列・出力列をA列に設定する。

4) 変換対象文字列へ「・」、変換後文字列を「-」と入力。

5) 「保存して閉じる」を選択し、画面遷移後、もう一度「保存して閉じる」を選択し、設定完了。

※データ加工設定はCSV出力時に処理されます。そのため、CSVファイルの内容をご確認ください。

(読取テストやデータチェック画面ではご確認いただけませんのでご注意ください)

また、下記の記号を入力する場合は、正規表現での記入が必要となるため、

記号の前に「\(バックスラッシュ)」をつける必要があります。

「\(バックスラッシュ)」を入力しない場合、正しくデータ加工が適用されないためご注意ください。

. * + ? | ( ) [ ] $ ^ \

正規表現を利用して設定すると、文字列をより柔軟に変換してCSV出力できるようになります。

当コラムでも過去に正規表現を使った文字列変換(部分一致)の便利な変換方法のご案内を行っております。

是非チェックしてみてください!

【DX045】New UI 文字列変換(部分一致)の特別な使い方

【DX055】New UI 文字列変換(部分一致)の特別な使い方 Part 2

以上、ご参考になれば幸いです。

<本投稿の動作環境>

DX Suite(クラウド版)v1.127.0

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