【DX096】ワークフロー作成のカスタム設定の違いについて
こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、帳票作成の際に選択できる設定方法各種の違いについてご案内いたします。
現在DX Suiteでは6種類の方法があり、種類によって設定や出来る事も異なります。
1.プリセット(項目選択)
2024年3月19日から適用された名称で、従来は「非定型」と表記していました。
あらかじめ用意されたプリセットから読み取りたい項目を選択し、CSV出力することができます。
帳票のレイアウトや読取項目の位置はバラバラ(非定型)でも構いません。
モデルは13種類あり、帳票名の隣に「項目選択」のアイコンが記載されています。
2.プリセット(項目抽出)
プリセット(項目選択)と同様、DX Suite 上にあらかじめ用意されている帳票定義設定です。
項目抽出をベースに作成されたモデルとなっており、読み取りたい項目を追加することが可能です。
3.読取範囲の指定(定型テンプレートの新規作成)
お手元の画像をアップロードして、どの位置のどの項目を読取範囲とするか、
帳票上でデータ化したい部分を手動で設定し、定型テンプレートとして保存して利用します。
帳票のレイアウトと読取項目の位置は固定(定型)となります。
4.全文読取
帳票画像内の全ての文字列を読み取る際に利用します。
5.項目抽出
「全文読取」を用いてすべての文字を読み取る前処理を内部的に行った後、
出力したい項目だけを指定し、CSVへ出力することができます。
AI が内容に応じた箇所を読み取るため、フォーマットがバラバラな帳票も読み取ることができます。
6.設定インポート
既存のワークフローを取り込み、設定内容を編集することができます。
旧UI またはNew UI でエクスポートした設定ファイルをインポートして、編集することが出来ます。
以上、ご参考になれば幸いです。
<本投稿の動作環境>
DX Suite(クラウド版)v1.133.0
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