こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。

今回は前回のコラム「【DX127】データ加工設定【行削除】について ~前編~」に引き続き
【行削除】の設定例をご案内いたします。

前回コラムはこちら↓
【DX127】データ加工設定【行削除】について ~前編~

まず、行削除を設定する前に、該当の表や列を範囲分割で読取範囲設定を行い、
データ加工設定「表データへ変換」「列データへ変換」を先に設定します。

「表データへ変換」「列データに変換」については、過去コラムにてご紹介しているのでご参照ください。

【DX074】New UI データ加工設定【表データへ変換】について
【DX075】New UI データ加工設定【列データへ変換】について

例１）単価か金額のどちらか空白の場合、その行を削除して出力する

※「表データへ変換」までの設定は前回コラムを参照ください

「条件付き加工設定を追加」を以下のように設定

　　　条件１

　　　入力列指定：C列
　　　ルール指定：空

　　　または（OR）

　　　条件２

　　　入力列指定：D列
　　　ルール指定：空

　　　実行する加工設定１
　　　加工設定：行削除

例２）単価か金額のどちらも空白の場合、その行を削除して出力する
　　※どちらか一方が空白の場合は削除しない

※「表データへ変換」までの設定は前回コラムを参照ください

「条件付き加工設定を追加」の条件は例１と一緒ですが、どちらも空白で設定するため「かつ（AND）」にします。

　　　条件１

　　　入力列指定：C列
　　　ルール指定：空

　　　かつ（AND）

　　　条件２

　　　入力列指定：D列
　　　ルール指定：空

　　　実行する加工設定１
　　　加工設定：行削除

例３）数量が０の場合、その行を削除して出力する

※「表データへ変換」までの設定は前回コラムを参照ください

　　　条件１
　　　入力列指定：B列
　　　ルール指定：イコール
　　　指定文字：０

　　　実行する加工設定１
　　　加工設定：行削除

※データ加工設定はCSV出力時に処理されます。そのため、CSVファイルの内容をご確認ください。
（読取テストやエントリー画面ではご確認いただけませんのでご注意ください）

以上、ご参考になれば幸いです。

＜本投稿の動作環境＞

DX Suite（クラウド版）v1.150.0

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