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NTTデータWinActor技術支援チーム 投稿2021年4月27日     
こんにちは、NTTデータWinActor技術支援チームのQです。  
利用者の皆様にはWinActorをもっと便利にして頂ければ幸いと考えています。
WinActorをもっと使いこなして、楽しちゃいましょう!
今回は、IE以外のブラウザ操作には必須の「WebDriver」更新方法をご紹介します。

前回の記事はこちらGoogle Chromeに使用されるWebDriverは「ChromeDriver」といいます。
「ChromeDriver(WebDriver)」とGoogle Chrome(ブラウザ)のバージョンが一致していない場合、
図のようなエラーが発生します。■双方のバージョン確認
1.Chromeの「設定(︙)」→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」のページで現在のGoogle Chromeのバージョンを確認します。
   図では「バージョン:90.0.4430.72」となっています。バージョン確認ページURL:chrome://settings/help2.ドキュメントフォルダ>WinActor>webdriverを開き「chromedriver.exe」があるかを確認します。
3.2.の場所に「chromedriver.exe」がある場合はファイルを開きます。⇒5.に進んでください。
4.2.の場所に「chromedriver.exe」がない場合はWinActorインストールフォルダ>webdriver>「chromedriver.exe」を開きます。

5.ファイル内の「Starting ChromeDriver」に続く数字(図では「87.0.4280.20」)を手順1.で確認したGoogle Chromeのバージョンと照らし合わせます。
  今回の場合双方バージョンが異なっていることが分かる為、更新が必要という判断になります。■Chrome Driverのダウンロード
6.https://sites.google.com/a/chromium.org/chromedriver/downloadsのページを開きます。
7.手順1.で確認したGoogleChromeのバージョンと同じバージョンのChromeDriverをクリックします。
   ※図では「90.0」以下が手順1.と異なっていますがここまで一致していれば問題ありません。
   ※同じものが複数ある場合はこれ以下の数字も参照してください。8.「chromedriver win32.zip」をクリックします。
9.zipファイルを保存します。(本項ではデスクトップに保存)■Chrome Driverを保存
10.保存したzipファイルを解凍します。(本項ではデスクトップに解凍)
11.解凍したフォルダ内にchromedriver.exeというファイルが格納されていることを確認します。12.chromedriver.exeをドキュメント>WinActor>webdriverのフォルダ内に格納します。
    ※先に同名のファイルがある場合は上書きしてください。■以上でGoogle Chromeと一致するバージョンのChrome Driverの設定は完了です。
  試しにライブラリ13_ブラウザ関連→ブラウザ起動でChromeを起動させるとChromeのウィンドウが開きます。
 ※WinActorインストールフォルダに格納されている旧バージョンのChrome Driverは削除しないでください。

以上が、IE以外のブラウザ操作には必要な「WebDriver」更新方法です。
WinActorに同梱しているWebDriverと、後からダウンロードするWebDriverは保存先が違うので注意しましょう。

 本投稿のキャプチャー等取得環境  
  OS:Windows10   
 WinActor Ver:7.2.0

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