【WA0031】ブラウザ操作のエラー対応方法_「次のウィンドウへ移動」
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
ブラウザ操作のライブラリを実行すると、以下のようなエラーが発出されたことはないでしょうか。
XPathを確認しても問題がなく、XPathを取得し直し再度設定してもエラーが解消されない。
そんな時、操作対象の要素(ボタンや入力欄など)が、別タブや別ウィンドウの中にないでしょうか。
ブラウザ操作では、操作対象の要素をXPathで設定しますが、
その要素が存在する画面の設定は行わない為、起動時に開いたウィンドウ内から、操作対象の要素を検索いたします。
《操作イメージ》
操作対象の要素が、操作で開いた別タブや別ウィンドウ内にある時は、
対象画面の切り替えをシナリオ内で行わなければいけません。
その時に使用するのが、23_ブラウザ関連「次のウィンドウへ移動」です。
「次のウィンドウへ移動」は別タブや別ウィンドウの操作に入る前に配置ください。
《操作イメージ》
元の画面の操作に戻りたい時、新たに開いた別タブや別ウィンドウを操作したい時は、
新しく「次のウィンドウへ移動」を配置ください。
【注意事項】
・別タブや別ウィンドウが、元の画面と関連付けがなされていることが前提となります。
・自動記録では、別タブや別ウィンドウが開いた場合、操作の記録は行われますが、
「次のウィンドウへ移動」は作成されませんので、手動で追加および設定を行う必要があります。
【参考】
類似ライブラリとして、任意のウィンドウを指定できる、23_ブラウザ関連「任意のウィンドウへ移動」があります。
複数のウィンドウを行き来して操作しなければいけない時等にご活用ください。
このライブラリは、ウィンドウハンドルで対象のウィンドウを指定いたします。
その為、事前に23_ブラウザ関連「ウィンドウハンドル取得」で、ウィンドウハンドルを取得する必要があります。
ウィンドウハンドルを取得した画面であれば、該当のウィンドウハンドルを設定することで、
「任意のウィンドウへ移動」で操作画面を切り替えて操作することができます。
《操作イメージ》
【動作検証環境】Ver.7.3.0
<お願い>
本投稿に関しての問合せにつきましては、
恐れ入りますがコメントではなく、個別問合せにてお願いいたします。
★お問合せ方法はこちらのコラムをご参照ください
【WA0116】ユーザーフォーラムで質問を投稿するときの手順