【しくじりエピソード】値の設定後の待機時間の必要性
当時、最速のWinActorシナリオを作りことに躍起になっておりました。しかし、ある時、以下の指摘を受けました。
Microsoft Accessは値を認識するのに時間を要するので、値を設定した後、数秒待ってから実行ボタンを押すようにRPAを変えて欲しい。
どうやらわたしの作った
エラー時)値の設定 ⇒「実行ボタン」をクリック
にて確かに見かけ上は値の設定はされているものの、Microsoft Accessがその設定された値を認識する前に「実行ボタン」をクリックしてしまったしくじりでした。
改善後)値の設定 ⇒待機時間 ⇒「実行ボタン」をクリック
またある時、Google Chromeのログインが特定アカウントだけ、ログインに失敗するって指摘を受けました。
エラー時)アカウントIDの設定 ⇒パスワードの設定 ⇒「ログインボタン」をクリック
といったシナリオでしたが、ログインができずにエラーになってました。
どうやらこれまたわたしのシナリオの動作が速すぎて、Google Chromeがパスワードを認識する前に「ログインボタン」をクリックしてしまったしくじりでした。
改善後)アカウントIDの設定 ⇒パスワードの設定 ⇒2秒間の待機時間 ⇒「ログインボタン」をクリック
ちょっとした待機時間の配置ができてないことによるエラーが積み重なったりしてRPAの信頼性を失うきっかけにもなり得ない為、値の設定後の待機時間の重要性を強く認識した出来事でした。
これを教訓に、わたしは設定された値をトリガーに何かを動作するシステムを自動化する際は必ず、値の設定の直後に必ず待機時間を配置するようにしてますし、皆さんにも強く推奨したいです。