「処理データ内の締め切り日が、今日の日付より後の日付になっているか確認したい」
「発注結果データの発注日が、過去の日付になっているか確認したい」

このように、日付のチェックを行い、その結果で処理を分岐したい事はないでしょうか。

ExcelのIf関数と同じように考えると、単純に今日の日付と、比較したい日付を「分岐」条件に指定して、
「＞」または「＜」で判定すればいいと考えます。

しかし、実際は上記を条件に設定すると、エラーが発生してしまいます。

そこで、「分岐」処理を設定する前に、「日付差計算」で、比較したい日付の差の値を取得します。
「日付差計算」で取得した値を「分岐」に設定することで、正常に分岐処理が実行されます。

(例)データ内の締切日(変数名：『締切日』)が、今日の日付(変数名：『シナリオ実行日』)より後の日付になっているかチェックする場合

　　×　「分岐」で「『シナリオ実行日』 >『 締切日』」を設定

　　○　「日付差計算」で『シナリオ実行日』と『締切日』の差の値を取得（結果格納変数：『日付差』）
　　　　→「分岐」で「『日付差』> 0」を設定

難しいことではないですが、最初エラーが発生すると「なぜ？」と戸惑われるかもしれません。
参考になると幸いです。