【サンプル】エクスプローラを全て閉じるについて
シナリオを開始する際に無駄なウィンドウが開いているとウィンドウ前面化などが
エラーとなる事があります。
そこで、無駄なウィンドウを閉じて処理をさせることを考えるのですが、
エクスプローラは閉じる処理がひと工夫必要となります。
(taskkillをしてしまうと、一般的な操作もできない状態となってしまう為。)
そこでウィンドウを一つづつ閉じるサンプルシナリオを利用します。
ポイントはウィンドウ識別ルールの作り方となります。
下準備
ウィンドウ識別ルールにてウィンドウタイトルの識別方式を「指定しない」とした
エクスプローラの識別ルールを作成します。
シナリオ
単純です。上記で作成したウィンドウ識別ルールに該当するウィンドウを見つけたら
「ウィンドウを閉じる」を実行し、見つからなくなるまで繰り返します。
1.後判定繰返グループ
無限ループするように設定を行います。
例えば、処理の前に変数値設定にて 変数A に0を設定。
変数A 等しい 値⇒0 を繰り返しの条件式にします。
2.例外処理グループ
ウィンドウハンドル取得に失敗した場合に繰り返し処理から抜ける処理を行います。
3.ウィンドウハンドル取得
下準備で用意したウィンドウ識別ルールをウィンドウ識別名に指定。
エクスプローラが全部閉じるとエラーとなり、例外処理の異常系処理が実施されます。
4.指定時間待機
任意の時間待機します。
300ms~1000ms程度を指定。
5.ウィンドウを閉じる
下準備で用意したウィンドウ識別ルールをウィンドウ識別名に指定。
参考まで。