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今回もWinActorノートを使用したサンプルシナリオを実行してみて、
個人的な感想をみなさんに共有したいと思います。

今回は「WinActorノートで表形式のテキストファイルから特定列を抽出するサンプルシナリオ」
を活用して学習してみました。

感想としては、WinActorノートの「ブロック抽出ツール」を使用し、
特定の文字列を抽出でき、非常に便利に感じました。
テキストファイルに対して様々な編集ができ、汎用性が高いシナリオだと感じました。
しかし、その一方でWinActorノートは前回の投稿でもお話しした通り、
設定項目が複雑で、今回のようなシナリオを一から作成しようとすると
少しハードルが高いようにも思えます。
今回実行してみたサンプルシナリオには、
開発経験のない人にとっては馴染みのない「正規表現」という
ものが出てきます。
正規表現とは、検索等で特定の文字列を検出するときに使用しますが、
幅広く検索ができるので、正規表現の種類は非常に多いです。
正規表現を理解することは私にとっては、だいぶハードで、ハードルが高いです。

そこで、今回実行したサンプルシナリオでは、WinActorノートの設定項目で
正規表現を使用しているので、まず、サンプルシナリオの正規表現を
解読することから初めてみようと思いました。
ネットで「正規表現」と検索すると、いろいろなサイトで正規表現の説明があり、
それを見ながら、シナリオで使われている正規表現を解読して勉強しました。
「膨大な正規表現からどれを学んでいけばいいか分からないが、でも正規表現は学んでおきたい」と
思っていたので、このサンプルシナリオを使用して今回は正規表現を学んでみました。

「正規表現をどこから学んでいいか分からない」と躓いている方がいらしたら、まずサンプルシナリオなど、
シナリオで使用している正規表現の解読から始めるもの一つの勉強法だと思います。私も現在その方法で学んでいます。
シナリオで設定されている正規表現が理解できるようになったら、次は、実際に正規表現を使用して、シナリオを作成してみるなど、
段階を踏んで勉強していくとモチベーションも上がりますよね。

最後に、今回私がサンプルシナリオで学んだ正規表現をご紹介します。
【学んだ正規表現】
① 
^[0-9]{4}/[0-9]{2}/[0-9]{2} 

「^」:直後の文字が行の先頭にある場合にマッチする。
「{n}」: 直前の桁数を指定できる。

「/」:正規表現だと思い調べたが、これは正規表現ではなく日付形式で使用する文字の「/」。

[0-9]{4}⇒ 「0~9」の4桁の数字 
[0-9]{2}⇒ 「0~9」の2桁の数字  
[0-9]{2}⇒ 「0~9」の2桁の数字
  「/」⇒ 日付形式の文字「/」 。
シナリオで使用されている正規表現を解読すると、
9999/99/99の日付形式をマッチさせている正規表現となる。

 +  ※+の前に半角スペースあり

「+」: 直前のパターンを1回以上繰り返し。

空白数が特定できなくても、空白の数だけ繰り返す。
シナリオで使用されている正規表現を解読すると、
空白分をマッチさせている正規表現となる。

今回参考にしたサイトです。
https://murashun.jp/blog/20190215-01.html

以上、最後までお読みいただきありがとうございます。

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