【情報】「シナリオファイル呼び出し」便利ですが注意が必要(3/15情報追加)
WinActor Ver7.2の新ノード「シナリオファイル呼び出し」についての情報です。
よく使う部分を共通シナリオにすることで、シナリオ作成が非常に楽になりました。
また、その部分で画像マッチングやウィンドウ識別を使っていたので、本筋のシナリオでは、ウィンドウ識別やイメージ画像がなくなり
とても軽いシナリオになりました。
で、ある時、渡す変数、受け取る変数を分かりやすくするため、共通シナリオの変数の頭に、共通シナリオとして受け取る場合は、i_を
返すものにはo_を、両方ならio_を付けるルールにしました。
しかし、変数変更は、このシナリオの中だけで自動的に変わるだけで、呼び出す側のシナリオは自動変更とはいきません。
使用しているシナリオは、後からすべて変更することになりました。まだ、そう多くはなかったのでよかったのですが、共通シナリオを作成する場合は予め変数ルールを付けておくといいと思います。
また、シナリオ名も頭に連番001などを付けておくと、後々の管理もしやすいと思います。(ファイル名を変えれば、当然呼び出し側を変更しなければいけないので)
あとは、共通シナリオをファイルサーバなどに置いた場合、サーバが機器更改したときに、サーバ名が同じとは限りません。
共通シナリオのパスが変わったら全て変更しなければいけません。
私のところでは、ログイン時にD:\WinActor共通シナリオというフォルダにXCOPYでファイルサーバからコピーされるようにし、そこを使用するようにしました。
ちなみに共通ライブラリも、ログイン時にC:\Users\ユーザ\Documents\WinActor\libraries\共通ライブラリにコピーされるようにしています。
XCOPYなら更新されたものだけコピーされるので、あまり時間は掛かりません。
また、コピー後、なくなったファイルやフォルダを削除するスクリプト(VBScript)を実行し、ファイルサーバと同じ状態になるようにしています。
スクリプトやバッチファイルを欲しいという方がおりましたら、その旨書き込んでください。