【簡易版】WinActorマイナーバージョンアップ手順
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、ノードロック版 WinActorのマイナーバージョンアップ手順の流れをご紹介します。
WinActorのマイナーバージョンアップを実施する際には、
現在、製品版ライセンスで利用中のWinActorと同じ資材種別(*)のインストーラーを使用し、
既存のインストールフォルダに対して上書きインストールを行います。
(* 管理者ユーザー用、または標準ユーザー用)
<注意>
異なる資材のインストーラーを使用した場合、下記の状態が発生する可能性があります。
・WinActorが起動できない
・ライセンスが解除がされ、移管手続きが必要となる など
■利用中資材の確認方法
WinActorのインストールフォルダ(WinActor.exeがあるフォルダ)内での「unins000.exe」の有無を確認します。
・unins000.exeが存在する → 管理者ユーザー用
・unins000.exeが存在しない→ 標準ユーザー用
■インストール資材の見分け方
・管理者ユーザー用
資材名:WinActor_v6xx_i_expire_YYYYMMDD_DDdays.zip
インストーラー名:WinActorSetup.exe
・標準ユーザー用
資材名:WinActor_v6xx_inp_expire_YYYYMMDD_DDdays.zip
インストーラー名:WinActorSetup_NoPrivileges.exe
■バージョンアップ手順
【Ver.6】のマイナーバージョンアップ手順
(例:Ver.6.2からVer.6.3へバージョンアップ)
(1) Ver.6.2とVer.6.3の資材(管理者ユーザー用/標準ユーザー用)を揃えます
(2) WinActor Ver.6.2を終了します
(3) 標準ユーザー用を利用中の場合のみ、既存のインストールフォルダ内の
「reg.ini」ファイルのバックアップを取得します(誤って消さない場所に配置)
(4) WABAgent(CloudLibraryエージェント)を終了します
(タスクトレイを表示し、WABAgentのアイコンが表示されていない場合は不要です)
(5) Ver.6.3の資材で上書きインストールを実施します
(6) WinActorを起動し、バージョンと製品版ライセンスで動作していることを確認します
⇒製品版での動作が確認できたら(3)のバックアップファイルを削除します
【Ver.7】のマイナーバージョンアップ手順
(例:Ver.7.2からVer.7.3へバージョンアップ)
(1) Ver.7.2とVer.7.3の資材(管理者ユーザー用/標準ユーザー用)を揃えます
(2) WinActor Ver.7.2を終了します
(3) WABAgent(CloudLibraryエージェント)を終了します
(タスクトレイを表示し、WABAgentのアイコンが表示されていない場合は不要です)
(4) Ver.7.3の資材で上書きインストールを実施します
(5) WinActorを起動し、バージョンと製品版ライセンスで動作していることを確認します
バージョンアップ資材は購入元の販売店より入手してください。
詳細な手順は、WinActorのインストールマニュアルをご確認ください。
お手元の資材ファイル名が異なる等、ご不明な点がある場合は
作業を実施する前に、お問い合わせされることをおすすめします。
Ver.6からVer.7へのメジャーバージョンアップをご希望の場合、
Ver.7からは仕様が変更となり、Ver.6と動作環境条件などが異なるため
実施の前に、Ver.7のご利用可能・不可能を含め確認が必要です。
また、上記マイナーバージョンアップとは手順が異なりますのでご注意ください。