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こんにちは、NTTデータ 技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。

前回は読取範囲の詳細設定における辞書設定を使用して、補完を行ってみました。
今回は置換を行ってみましょう!

ユーザ辞書を利用して読み取った文字列から別の文字列に変換して出力することができます。

例として、「商品コード [001-01] を読み取って、商品名 [清涼スカッシュ] を出力したい」
場合の設定をしてみましょう!

①対象データについてユーザ辞書を作成する(※参照キーが対象となります)

②該当項目の辞書設定画面で各値を設定します

①辞書変換処理 [行う] を選択
②参照するユーザ辞書を選択
③出力列 [値1] を選択
④尤度閾値を設定

《尤度閾値》
尤度閾値とは、読み取った値とユーザ辞書に登録されたデータの一致率を表す値です。
ユーザ辞書に登録した文字列で出力するために必要な、一致率を設定することができます。

(例)
尤度閾値:1.00 → 100%一致した場合
尤度閾値:0.50 → 50%一致した場合

実際に読取をしてみましょう!

・帳票イメージ

「001-01」と読み取られていたものが 置換機能で「清涼スカッシュ」と出力されるようになりました!

ユーザ辞書機能はデータ加工設定または読取範囲の詳細設定にて利用することができますが、
それぞれの特徴は次のようになります。

以上、ご参考になれば幸いです。

<本投稿の動作環境>
DX Suite 1.0(クラウド版) v1.32.0

<お願い>
本投稿に関しての問合わせにつきましては、
恐れ入りますがコメントではなく、個別問合せにてお願いいたします。

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