【DX015】DX Suite データ加工設定「いずれか入力フラグ」
こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、DX Suite データ加工設定のフラグ機能についてです。
データ加工設定フラグ機能は特定の条件に該当する場合に「フラグ」に「true」を、該当しない場合に「false」をセットすることができます。
その中から、今回は「いずれか入力フラグ」をご説明します。
「いずれか入力フラグ」は、読取項目に文字記載があるか判断することができます。
この機能を使うことで、文字の記載がある場合に、他のデータ加工設定を実行させることが可能となります。
例えば、A列の読取項目に金額が入っていたら、B列に「入金済み」と出力するなど対応することが可能です。
設定方法は、「ドキュメント設定」画面の左メニューにある「データ加工設定」をご利用ください。
下の設定例は、A列に設定された金額の読取有無を判定してB列に結果をセットする内容となります。
参考にしてください。
・入力の有無を判定する
・入力がある場合に、B列に「入金済み」とセットする
・入力がない合に、B列に「入金無し」とセットする
・CSVファイル出力時
■フラグの「AND」条件の指定方法
「!エクスクラメーションマーク」を付けることで、「false」の場合(文字読み取りがないとき)に処理が実行されますが
複数のフラグを「,カンマ」でつなぐことで、「AND」条件の際に、処理を実行することが可能です。ご参考にしてください。
例:A列に文字が読み取りあり、B列に文字読取がない場合に、C列に文字「チェック必要」をセットするなど
※事前にA列、B列の記載の有無を「A列入力フラグ」「B列入力フラグ」として作成してください。
・CSVファイル出力時
以上、ご参考になれば幸いです。
<本投稿の動作環境>
DX Suite 1.0(クラウド版) v1.31.0
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