こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。

頻出する会社名をうまく読み取れず、データチェックで修正することが多い…
特定の文字を読み取った際、自動的に値を置換してほしい…
そんな時、「ユーザ辞書」が解決してくれるかもしれません！
今回は「ユーザ辞書」についてご紹介いたします。

【ユーザ辞書とは】
AI-OCRのエンジンはクラウド上で管理され、全ユーザに同じエンジンをご利用いただいておりますが、
ユーザ辞書を利用することでOCR結果と辞書に登録している参照キーの類似性から、
誤読を補完したり、他の文字列に置換したりすることが出来ます。

【ユーザ辞書の登録方法】
１）画面右上のユーザ名をクリックし、プルダウンメニューから「設定」をクリックします。
２）「ユーザ辞書設定」＞「新規登録」とクリックします。

３）登録する辞書の名前を付けて「登録」をクリックします
４）辞書名登録されていることを確認し、辞書名をクリックし、
　「新規登録」を選択し、辞書データ（項目）登録画面を入力します。

参照キー：読み取りをした項目と一致（もしくは類似一致）しているかを比較します。
値1、値2、値3：参照キーが一致（もしくは類似一致）した際に置換する値
※値は3つ全て埋める必要はありません

５）登録が完了すると画面遷移後項目が表示されます。

６）作成したユーザ辞書の帳票へ適用するため、データ加工「ユーザ辞書置換」の設定を行います。

例１：A列で「Dx株式会社」と読み込んだ際、ユーザ辞書「会社名」で設定した値１「DX株式会社」と出力させる場合

入力列：A
出力列：A
辞書選択：会社名
出力したい値を選択：値１

例２：B列で「A1-0001」と読み込んだ際、ユーザ辞書「会社名」で設定した値１「ハンドクリーム」と出力させる場合

入力列：B
出力列：B
辞書選択：会社名
出力したい値を選択：値１

以上、ご参考になれば幸いです。

DX Suite（クラウド版） v1.120.3

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