【DX106】他部署で作成した帳票定義を利用する方法
こんにちは、NTTデータ技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は「他部署で作成した帳票定義を利用する方法」についてご案内します。
DX Suite では基本的に、「自分と同じ部署」に所属するユーザが作成した帳票定義を利用できます。
他部署に所属するユーザが作成した帳票定義は閲覧できません。
有用な帳票を別部署でも共有できれば、より円滑に業務を進めることができます。
他部署が作成した帳票定義を利用したい場合、以下の3つの方法で帳票を共有することができます。
運用に合わせて以下いづれかの方法で対応をご検討いただければ幸いです。
・他部署で作成した帳票定義をエクスポートし、自部署へインポート
・ユーザごとに他部署の情報にアクセスできるよう権限を付与(管理レベル)
・フォルダごとにアクセスできる部署を設定(アクセス権限)
■帳票のエクスポート・インポート
1.利用したいワークフローの右端または画面右上の[︙]から[設定ファイル(XML)エクスポート]をクリックしてください。
PCの「ダウンロード」フォルダなどにファイルが保存されます。
2.自部署のフォルダの右端の[︙]から[設定ファイル(XML)インポート]をクリックし、
ファイルをインポートしてください。
「ワークフロー作成」をクリックして、[設定インポート]からファイルをインポートすることも可能です。
■ユーザごとに他部署の情報にアクセスできるよう権限を付与(管理レベル)
管理レベルを使うと、ユーザ単位で他部署の情報へのアクセスの可否を設定する事ができます。
「組織管理者」の管理レベルが付与されていると、他部署の帳票へアクセスすることができます。
1.画面右上のユーザ名をクリックして「設定」を選択します。
2.「組織と権限の設定」>「ユーザ一覧」とクリックし、
管理レベルを編集したいユーザ名を選択します。
3.「管理レベル」をクリックすると、プルダウンメニューから管理レベルを選択できます。
※操作している方が自分自身の管理レベルを変更することはできません。
また、操作している方の管理レベルより強い設定を他のユーザに付与することはできないため、
操作している方の管理レベルより上の管理レベルはプルダウンメニューにも表示されません。
■フォルダごとにアクセスできる部署を設定(アクセス権限)
フォルダごとに、他部署のユーザに対するアクセス権を付与することができます。
1.アクセス権限を変更したいフォルダを選択して右側の「•••」をクリックして、「共有設定編集」を選びます。
2.「部署を選択」タブをクリックすると、プルダウンメニューからアクセスを許可する部署を選択できます。
■最後に
リクエスト数は読取ユニットを作成した部署(ユーザ)にカウントされます。
ご案内した設定方法の場合、それぞれはリクエスト数は以下のようになります。
・他部署で作成した帳票定義をエクスポートし、自部署へインポート ⇒ 自部署にてカウント
・ユーザごとに他部署の情報にアクセスできるよう権限を付与(管理レベル) ⇒ 作成した部署にカウント
・フォルダごとにアクセスできる部署を設定(アクセス権限) ⇒ 作成した部署にカウント
また、カウント済のリクエスト数を他部署やユーザに移行することは出来ないため予めご了承ください。
以上、ご参考になれば幸いです。
<本投稿の動作環境>
DX Suite(クラウド版)v1.138.0
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