【WA0024】13_ファイル関連ライブラリでのワイルドカード使用方法
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
13_ファイル関連ライブラリ、ご利用されている方多いと思います。
13_ファイル関連配下のライブラリの一部は、ワイルドカード(*)の使用が可能です。
ワイルドカード(*)を使用することで、複数のファイルを対象にしたり、対象ファイルを限定することができます。
操作の幅が広がりますので、ぜひご活用ください。
※設定にワイルドカードの使用が必須なライブラリは除外しております。
【注意】
Ver.7.2.0以降は、下記スクリプトの修正が必要です。
《修正前》
SetUMSVariable "$FILE_PATH_TYPE", "11" ※ファイルリスト作成、フォルダコピー以外
SetUMSVariable "$FILE_PATH_TYPE", "13" ※ファイルリスト作成、フォルダコピー
《修正後》
SetUMSVariable "$FILE_PATH_TYPE", "14"
■ファイルコピー
複数ファイルのコピーが可能になります。
設定例は以下になります。
コピー元ファイル名欄
コピー元フォルダのフルパス\*.txt ⇒コピー元フォルダにある拡張子.txtのファイル全て
コピー元フォルダのフルパス\data.* ⇒コピー元フォルダにあるファイル名が data のファイル全て(拡張子は問わない)
コピー元フォルダのフルパス\test*.xlsx ⇒コピー元フォルダにあるファイル名が test から始まる、拡張子.xlsxのファイル全て
コピー元フォルダのフルパス\*.* ⇒コピー元フォルダにあるファイル全て
コピー先ファイル名欄
コピー先フォルダのフルパス
※ワイルドカードを使用して、複数ファイルを対象とするときは、ファイルパスではなく、フォルダパスを設定
■ファイル削除 ※「ファイル削除(ワイルドカード指定)」と同様の動作になります。
複数ファイルの削除が可能になります。
設定例は以下になります。
削除ファイル名欄
対象フォルダのフルパス\*.txt ⇒対象フォルダ内にある拡張子.txtのファイル全て
対象フォルダのフルパス\test.* ⇒対象フォルダ内にあるファイル名が test.のファイル全て(拡張子は問わない)
対象フォルダのフルパス\test*.xlsx ⇒対象フォルダにあるファイル名が test から始まる、拡張子.xlsxのファイル全て
対象フォルダのフルパス\*.* ⇒対象フォルダ内にあるファイル全て
■ファイル移動
複数ファイルの移動が可能になります。
設定例は以下になります。
移動元ファイル名欄
移動元フォルダのフルパス\*.txt ⇒移動元フォルダにある拡張子.txtのファイル全て
移動元フォルダのフルパス\data.* ⇒移動元フォルダにあるファイル名が data のファイル全て(拡張子は問わない)
移動元フォルダのフルパス\test*.xlsx ⇒移動元フォルダにあるファイル名が test から始まる、拡張子.xlsxのファイル全て
移動元フォルダのフルパス\*.* ⇒移動元フォルダにあるファイル全て
移動先ファイル名欄
移動先フォルダのフルパス
※ワイルドカードを使用して、複数ファイルを対象とするときは、ファイルパスではなく、フォルダパスを設定
■フォルダコピー
複数フォルダのコピーが可能になります。
設定例は以下になります。
コピー元フォルダ名欄
コピー元フォルダのフルパス\data* ⇒コピー元フォルダにあるフォルダ名が data から始まるフォルダ全て
コピー元フォルダのフルパス\*1 ⇒コピー元フォルダにあるフォルダ名が 1 で終わるフォルダ全て
コピー元フォルダのフルパス\* ⇒コピー元フォルダにあるフォルダ全て
■ファイルリスト作成
ファイルを限定してのリスト作成が可能になります。
設定例は以下になります。
フォルダ名欄
対象フォルダのフルパス\*.txt ⇒対象フォルダ内にある拡張子.txtのファイル全て
対象フォルダのフルパス\test.* ⇒対象フォルダ内にあるファイル名が test.のファイル全て(拡張子は問わない)
対象フォルダのフルパス\test*.xlsx ⇒対象フォルダにあるファイル名が test で、拡張子.xlsxのファイル全て
【動作検証環境】 Ver.7.3.0
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