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こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。

今回は、2022.01.24 リリースのプチライブラリ
「ファイル複数削除(最終更新日からの経過日数)」
の使用方法をご案内します。

「ファイル複数削除(最終更新日からの経過日数)」は、
日付の設定や計算をしなくても、経過日数によって対象のフォルダにあるファイルを削除してくれる便利なライブラリですが、
それだけではなく、他にもいろいろな便利機能が備わっています。
ここでは、各パラメータがどのような役割を持っているのか、詳しくご紹介していきます。

【はじめに】
本ライブラリで削除したファイルは、元に戻せませんのでご注意ください。

【対象フォルダ】
削除対象のファイルが格納されているフォルダパスを絶対パスか相対パスで指定してください。

【対象ファイル条件】
削除したいファイルの条件にワイルドカード(「*(アスタリスク)」、「?(クエスチョンマーク)」)を使って設定することが可能です。
尚、この入力欄を空欄にした場合、対象フォルダ内の全てのファイルが削除されます。

下に対象ファイル条件の一例としてどのような条件で、どのファイルが削除対象となるか色分けをしてみましたので
参考にしてください。

【経過日数】
削除対象の条件となる、最終更新日からの経過日数を0以上の整数で指定してください。
経過日数を「値⇒1」と設定した場合、最終更新日の翌日以降に実行するとファイル削除となります。

【サブフォルダを含む】
サブフォルダ(対象フォルダの子フォルダ)内のファイルも削除対象にする場合は「含む」を指定してください。
デフォルト値は「含まない」です。

「含む」に設定した場合、
サブフォルダの中にも、対象ファイル条件に一致するファイルがある場合は削除されます。
※サブフォルダ内に更にフォルダ(孫フォルダ)がある場合は、その中のファイルも削除対象になります。

【ログ出力】
ログ出力のパラメータを「する」に設定すると削除したファイルに関するログの出力をすることができます。
ログファイルは、シナリオファイルがあるフォルダに出力されます。

【結果】
結果を格納する変数を指定します。
すべての対象ファイルの削除に成功した場合はTrueが、1件でも失敗した場合はFalseが格納されます。
この結果を条件分岐や繰り返しに利用することが可能です。

【まとめ】
このように「ファイル複数削除(最終更新日からの経過日数)」はこれ一つで
不要なファイルを一括削除でき、
サブフォルダ内のファイル削除、ログ出力、処理結果の取得等、
多彩な機能を備えています。

まだ新しいライブラリですので皆様も是非試してみてください。

【動作検証環境】
OS:Windows10
WinActor:バージョン7.3.1

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