【WA0073】シナリオ改修の小ネタ「文字列連結駆使の待機ボックス」
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
WinActorの学習を始めて操作に慣れてきた初級者向けのシナリオ改修の小ネタです。
直感的に作ったシナリオをWinActor操作に慣れてきた頃改めて見直すとより効率的な実装方法に気付くこともあります。
【プロローグ】
ある会社で、WinActorを学習しながら業務に励むマナブさん。
社内でシナリオ学習の発表を行うため、リーダーのノベルさんと発表用のシナリオを準備していました。
前回のお話はこちら シナリオ改修の小ネタ 横長の「多分岐」を見直す
シナリオ学習発表会も無事終わったところに、上司のモウスさんから今回の感想とコメントをもらいました。
マナブさんのシナリオ学習発表会の後、
新しい取り組みに興味を持った部長のモウスさんが、早速シナリオ学習発表の終わった二人のもとにやってきました。
修正前 修正後
マナブさんとノベルさんは何かいい方法を思いついたようです。
やりたいことは、変数の取得結果で、あらかじめ用意した表示メッセージ設定の内容を置換します。
番号を使った文字列置換のイメージ
番号を使うメリットとして、変数を変更した際の修正箇所が少なくなります。
また、表示メッセージの内容が第三者にも読みやすくなります。
【エピローグ】
今回のマナブさんの学習を通じて、ノベルさんはチーム内での協力体制や方向性も見えてきたようです。
WinActorを操作することはできても、検討すべき操作方法の選択肢が多く、どのように使うかについて学習の最初に悩む声の多い部分です。
ツールの操作方法の習得後が本当のスタートのような一面もありますが、ぜひ皆様のチームメンバーの一員としてWinActorを活用して頂ければ幸いです。
【動作検証環境】
OS:Windows10
WinActor:Ver.7.3.1
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