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いつもユーザフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
NTTデータ RPA担当WDチームです。

今回はよくある質問として以下を取り上げてみたいと思います。

■よくある質問■
WinDirectorで管理するシナリオファイルや、シナリオに対する入出力データ(シナリオ参照ファイル等)に対して、改ざん防止はされているでしょうか。

■回答■
セキュリティ上の観点より、WinDirector バージョン2.2以降において、不正な改ざんができないよう、シナリオに対する入出力データを暗号化の上、DBに格納しております。

WinDirector導入をご検討しているお客様はセキュリティ面は気になる部分だと思います。
こちらのよくある質問について説明をさせていただきます。

暗号化し、DBに格納されてるデータは以下となります。

■暗号化されるデータ
・データ一覧
・シナリオファイル
・シナリオ参照ファイル
・シナリオGOTOファイル
・ジョブ実行結果ファイル

それではこの暗号化されているファイルがどんなことに使用するファイルであるかについて
インプットデータとアウトプットデータに分けてご説明します。

■インプットデータ
データ一覧
 シナリオの変数や初期値を登録しておくファイル
 ※データ一覧(CSV形式)を登録しておくと、登録した表形式のデータと変数を関連付けることができます。

シナリオファイル
 WinActorが行う自動操作の手順を保存したファイル。シナリオ、変数、ルール等が保存される。
 WinActorで行や編集を行う際に読み込むファイル。

シナリオ参照ファイル
 シナリオを実行する際に参照・更新を行うファイル。

シナリオGOTOファイル
 「シナリオGoto」ノードから呼び出すシナリオファイル

■アウトプットデータ
ジョブ実行結果ファイル
 ジョブ実行時にシナリオファイルと同じフォルダで作成および更新されたファイル。
 ※「ジョブ実行結果」はジョブが正常終了した場合のみ結果を取得することができます。

前編はここまで。
後編ではそれぞれの詳細についてご説明いたします。

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