【WA0074】ウィンドウ識別でXpath操作できるようになりました(Ver.7.4)
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
Xpathでブラウザを操作する場合、いままでは操作対象のブラウザを必ず「ブラウザ起動」系のライブラリで起動する必要がありました。
この起動方法ではユーザー情報が無い状態で起動されるので「使いにくいなぁ」と思っていた方もいらっしゃるかと思います。
Ver7.4からは「ブラウザ起動」で起動したブラウザでなくても、ウィンドウ識別で対象を指定してXpath操作できるようになりました。
ただし、事前準備(※)が必要です。
(※)事前準備①
マニュアル記載の手順で新しい拡張機能(WinActor7 Browser Agent)をインストールする。
参照:WinActor_Chrome 拡張機能インストールマニュアル.pdf
/_Firefox 拡張機能インストールマニュアル.pdf
(※)事前準備②
「ツール」⇒「オプション」⇒「ブラウザ」タブ よりブラウザ操作に「拡張機能」を使用する設定にする。
準備が終わったので試してみます。
まずは 17_IE関連_04_Edge_「MicrosoftEdge起動」 でユーザーフォーラムのページを表示して、、、
ユーザーの情報を持ったまま起動できるので、すでにログインした状態で開きました。
「クリック」にはウィンドウ識別名とXpathを指定します。(画面左側の 「CLINIC」 をクリックするように設定してみました。)
実行すると、、、「CLINIC」がクリックされました!
(※注)
新しい拡張機能には一部制約事項がありますので、併せてリリースノートをご確認の上ご利用ください。
*参照:Ver.7.4.0_リリースノート(p7)_起動済みブラウザに対する操作(3/3)
以上、なにかのお役に立てば幸いです。
<本投稿の動作環境>
OS:Windows10
WinActor:Ver.7.4.0
Edge:Ver.102.0.1245.44
<お願い>
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恐れ入りますがコメントではなく、個別問合せにてお願いいたします。
★お問合せ方法はこちらのコラムをご参照ください
【WA0116】ユーザーフォーラムで質問を投稿するときの手順