グループの開閉によって実行速度に差が出るのか
グループの開閉によって実行速度に差が出るのか、検証してみました。
あまり閉じてこなかった身としては、「クローズしたほうが速いらしいよ」の声に、最近気持ちがなびきがちでした。
結論から先に。
今回検証した条件と環境においては、オープンのままのほうが僅かに速かったです。
また、グループの開閉よりも、試しに実行してみた縮尺の最小化のほうがより有効でした。
検証
- ノードを配置したままフルオープンのグループ vs マイナスボタンが押せる限りことごとくクローズしたグループ
- ノード数36(変数14)のグループで10回ずつ部分実行して、平均の秒数を比較
- ミリ秒の時間差計算はすぐには叶わず秒の比較に留まった(恐らくn秒台という意味になるはず)
(Win10/64bit/8GB/2.5Ghz/WinActor5.2.1)
結果
- フローチャートの表示有無にかかわらず、フルオープンのままのほうが平均で0.1秒早かった
所感
- フローチャートを表示したままことごとくクローズしたグループで、1回目に6秒かかったのは外れ値か(これが6秒台だったとしたら、平均はイーブンになっていた)
- そもそも10回平均の0.1秒差は果たして有意と言えるのだろうか
- 単純計算で10倍の360ノードのグループで試してやっと1秒の差になってくるはずで、チリツモとは言うものの、「たった1秒か」というのが正直なところ
- 編集時に切り替えやすいように、すべてオープンボタンがあってくれれば良いのに・・・
番外編
- 試しにフローチャートを最小にして実行したら、通常の縮尺よりも速かった
- しかも数字のブレが少なく安定しているように見える(n秒台の単位で比べる限り)
- 通常の縮尺のときとは逆に、クローズしたグループに軍配が上がった
- 最小にして非表示にしたら更にびゅんびゅん動くのだろうか
この質問は解決済みのためクローズされています。
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