WinActor Ver7.2.1

タスクスケジューラによるシナリオ起動でのMicrosoft Edge (Chromium)を開くところが安定せず、
エラーになることが時々起きていました。
いろいろ試した結果、次のような方法で、この連休中も問題なく稼働していたので、ご報告します。
（しかし、これが正解か自信はないので、ご意見いただきたいです）

シナリオは-r -e- tで、WinActorの画面は最小化している状態で起動しています。
しかし、edgeを起動するところでしばらく停止しているようですが、
WinActorを表示するとedgeの画面も表示されるような動きをするので、
①「WinActorウィンドウを元に戻す」で、画面表示させてから、
②ブラウザ起動でedgeを開き、
③「WinActorウィンドウを最小化」で最小化する
という流れにしてみると毎回、スムーズに動くようになりました。

実際には、Ver7.2からの「シナリオファイル呼び出し」を利用して、
Edgeを起動させる共通シナリオにしています。
呼び出す時のパラメータは、
１．開きたいURLを指定
２．開いた後のWinActorを最小化するのかしないのか
３．戻り値で、ブラウザ名を返す（この後呼び出した側は、このブラウザ名でEdgeを操作）

フローでは、念のため、例外処理でエラー対応していますが、今、異常系に行くことはありません。

また、シナリオの内容によるのですが、ブラウザを閉じるライブラリ（ブラウザクローズ）で、スクリプトエラーが起きる場合がありました。
ブラウザ全クローズにしても、スクリプトエラーや、エラーにはならないけど閉じていないということもありました。
対応策として、ウィンドウ関連の「ウィンドウを閉じる」で、識別はプロセス名だけ「一致する」で指定して閉じています。

IEの保守も終わりがあり、きっとこれからブラウザ関連の安定と充実が進むと思っています。

それまでの回避策の一つと思って参考にしてください。