プチライブラリ「IE操作(IEを閉じてからURLを開く)」使ってみた
こんにちは、NTTデータ WinActor技術支援チームのN.Sです。
いつもユーザーフォーラムをご利用いただき、ありがとうございます。
今回は、NTT-AT社が提供しているプチライブラリ「IE操作(IEを閉じてからURLを開く)」について、ご紹介します!
ライブラリの概要
起動済みのIEがある場合はそれらすべてを閉じてからIEを起動し、設定したURLを開くライブラリです。
シナリオを実行する前、動作に影響が出ない様に不要なブラウザを手動でポチポチと閉じていたりしませんか?
そんな手間が省けてしまう、便利なライブラリとなっています。
それでは実際に見ていきましょう。
プロパティ設定項目は、IE関連のライブラリ「URLを指定してIE起動」と同じで2項目のみですね。
実際に使ってみる
それではこのライブラリを実際に使ってみます。
プロパティ設定は以下の通りです。
----------------------------------
URL : 値⇒ https://winactor.com/questions/
リトライ回数 : 値⇒ (空)
プロパティ設定が完了したので、いくつかIEを起動してシナリオを実行してみましょう。
すると既に起動していたIEが閉じられ、新しく起動したIEで、設定したURLの画面が開かれました!
これなら毎回手動で閉じる動作をしなくても済みそうですね。
便利!と思いましたが、
そういえばIE画面を閉じる際、確認ダイアログが表示されることがあるなぁ・・・と思ったので、そちらも試してみました。
プチライブラリのプロパティ設定は変更せず、あらかじめ開いておくIE画面を確認ダイアログが表示されるものと差し替え、実行してみます。
すると、ダイアログが表示され、あらかじめ開いていたIE画面は閉じないまま、新しくIEが起動しURLに設定した画面が表示されました。
IEを閉じる際にダイアログが表示されるものは、閉じることができないようです。
まとめ
実際に使ってみた感想として、シナリオに組み込むことでシナリオ実行前の人の手間も減らすことができると感じました。
シナリオ実行前にIE画面開かれている可能性がある場合、且つ、新しくIE画面を起動したい場合には有効ですね。
ですが、IEを閉じる際にダイアログが表示されるような画面を開いていた場合は、ダイアログが表示され元の画面は閉じられません。
それに伴い、このプチライブラリの後に「IE操作(読込完了待ち_タイムアウト付き)」や「IE操作(読込完了待ち)」を配置した場合、
開いているすべてのIEを対象とするため、ダイアログが表示されていることによってタイムアウトのエラーが起きたり無限に待機してしまう、
ということが発生してしまいます。 使用する際は少し注意が必要になりますね。
最後までコラムを読んでくださりありがとうございます。
紹介したプチライブラリは以下URLからダウンロードすることができます!
■「IE操作(IEを閉じてからURLを開く)」
https://winactor.biz/library/2021/03/12_3790.html
おわりに
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