マイナーなライブラリ使ってみた。「ファイル選択ボックス(Java)」
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NTTデータ WinActor技術支援チームのHTです。
マイナーライブラリ紹介 今回は「ファイル選択ボックス(Java)」です。
【ライブラリの概要】
こちらのライブラリは「ダイアログ」のカテゴリにあるライブラリで、
ファイル選択ボックスを表示し、選択したファイルの絶対パスを取得するライブラリです。
プロパティ設定画面は以下のようになっています。
ファイル選択結果に、変数を指定するだけで実行が可能です。
【ポイント】
注釈にも書かれていますが、このライブラリを使いこなすポイントは2つ。
一つは、拡張子の設定です。
こちらにファイルの拡張子(xlsx、pdfなど)を指定すると、ファイル選択ボックスの「ファイルのタイプ」が指定できます。
例えば、こちらに「xlsx」と設定すると、表示されるファイル選択ボックスでは拡張子が「xlsx」のファイルのみ選択可能になります。
(サブフォルダがある場合はサブフォルダ内のファイルも「xlsx」のみ選択可能になります。)
拡張子に何も設定しないと(値⇒ )、すべてのファイルが選択可能になります。
もう一つは、ファイル選択結果の初期値設定です。
こちらは、選択したファイルの絶対パスを取得する変数を指定しますが、
この変数に何も値がない場合は、Cドライブの「ドキュメント」フォルダが表示されます。
変数に任意のフォルダパスを初期値として設定すると、そのフォルダが表示されます。
【まとめ】
シナリオで使用するファイルが毎回異なる場合や、使用するファイルをきちんと確認してから実行したい、という場合に役立つかと思います。
シナリオの途中に配置すると途中で手動操作が入ってしまうので、シナリオの先頭に配置するのがおすすめです。
ちなみに、フォルダを選択したいときは「フォルダ選択ボックス(Java)」ライブラリが用意されています。
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